1トン2トンで

雨…雨…雨…
今日は久々に半袖で１日過ごせたが、昨日まで15度前後…
カーライルに夏は無いのだと思って暮らさねば、裏切られた気持ちになる。

母から荷物が届いた。
送料もかかるし「要らん❗」と言うのに…
オカン…分かってる…
離れて暮らしても、わが娘の好きなお菓子だけは覚えている有り難さ…
沈んだ気持ちが晴れる。

しかしキャラメルコーンは小さくなった。
昔はもっと袋が大きかった気がする。

娘はいつも「何でお菓子もアイスクリームも、日本はあんなに美味しいん？」と言う。
それはな…日本人は探求して研究するからやがな…
味の冒険が出来る柔軟性、新しいものを取り入れる懐の深さと新しいもの好き、もっと美味しくなるのではないかと追及する食への冒険心、200年前から同じものを食べていても飽きないイギリス人とは違うのである。

不思議なのは、あれ…？私らずっと同じもんしか食べてないな…とイギリス人は気付かないのだろうか…
気付いた人だけが開拓していって、しかし比率としてはさほどいない感覚である。

私がイギリスに来て衝撃を受けたのは、出会った人の中にはインド料理も中華料理もスパゲッティも食べない人がいて、理由は「外国の食べ物だから」と言ったことだった。
魚も「信用出来ない」と教わって育てられている為に、危ない食べ物である認識になっている。

昨日から友人家族はギリシャに旅行に行った。
また別の友人家族はトルコに行った。
イギリス人が大好きなパッケージ旅行のお決まりと言えば、朝昼晩御飯から飲み物まで食べ放題飲み放題付きのホテル&プールでゆっくり２週間旅行である。
これならば偏食のイギリス人でも対応できる幅広い食事が並ぶから、絶対にギリシャ料理やトルコ料理を食べたくない人と一緒に行っても困らないメリットもある。

キャラメルコーンも旨いが、やはり「海老満月」に勝つものは無し。
1トン2トン単位で買いたいくらいである。