娘が幼稚園から一緒の友達の家に泊まりに行った。
これまでも数回ある。
帰宅し、「あの子と同じ部屋で寝るん無理や~」と言った。
私は何でや?と聞いた。

娘は「あの子は真っ暗でかつ無音で寝られへんから、いつも部屋の電気は付いたまま、テレビも朝起きるまで付いたままでしか眠られへんねん。だから泊まりに行くと寝付きにくいし、夜中テレビの音で起きてしまう」と言った。
以前、この習慣についてお母さんから聞いた話によると、生後6週目から夫婦とは別の部屋で寝かせるようになり、ミルクも飲み満腹でオムツも換え泣く理由が無いのに泣くのを、いちいち母親が見に行く事
はしない為、部屋を明るくしテレビを付けて放置しておいた結果、だんだんと一人で泣いても一人で再び寝付くようになり、以来それが習慣となり今に至る。
だから、その子の下に二人の姉妹がいるのであるが、姉同様、各部屋の電気とテレビは付けたままで寝るのだそう。

添い寝文化が無いから、泣いても親は見に来ないよ、寝るんだよ、早くこの習慣に慣れるんだよ…という親の工夫だったのかも知れない。
何せ親の時間、夫婦の時間は子供より優先される夫婦のあり方であるから、そんな習慣になってしまったのだろう。
うちは、娘が生後6週過ぎた頃から6-8時間起きる事なく寝る子供であったから、各部屋で互いの睡眠は確保出来たし、昼と夜の区別を赤ちゃんの時から付けなさいと義母に言われていたので、電気とテレビを付けて寝かそうもんなら私は半殺しにされていたであろう。
人それぞれの習慣である。
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