使い勝手

先日、ママ友と小学校でやるバザーの話になった。
学校の周辺に住んでいる方にも呼びかけたら、「お金要らんから引き取りに来て」と言う問い合わせがとあるお宅からあり、車で取りに行くと、それはフランス製の鍋20個以上だったらしい。

歳を取り、鍋やそのシリーズの物が重すぎる事が理由との事だった。
娘も要らん、孫も要らんと言うし、処分に困っていたがしかし思い出が詰まっているから、置いたままにしてあった。
私はそれを聞きながら、このブログのコメントを思い出した。

数年前、鍋の話を書いた際、実に沢山の方から鍋についてコメントを頂いた。
いつの記事か忘れたから、なんて書いたのか忘れたが、とにかくコメントは「若いときはエエけども、歳を取り重い鍋は持てませんよ」という先輩方の生の声だった。
それを参考に、厚手の万能鍋を買った私はコメントに今でも感謝している。

朝晩の気温が下がり、5日分ほどのスープを作る。
それは子供の朝ご飯にもなり、夫や私は魔法瓶に入れてランチに持っていく。
冷えた朝はスープで身体を温め出かけるのがありがたい。
だから量も家庭の量を超えた量になる。
使い勝手、これが結局今の私には一番である。
先輩方の言うことは聞いといて間違いない。