週末、友人の結婚式に行ってきた。
もう15年来の友人で、うちの息子のゴッドマザーであるから、今回息子は式でページボーイという役を果たした。
日本人の私には馴染みなきページボーイであるが、イギリスの結婚式に行くと必ず子供がそんな役を果たす。

出会った時から結婚願望が強く、彼氏が出来てもすぐに結婚願望丸出しにしてしまい、なかなか恋愛が成就しなかったが、ついに運命の人を見つけ結婚の運びとなった。
この結婚は友人から彼にプロポーズしての結婚になった。
皆、それぞれに思う事があったのだろうか、披露宴の冒頭で友人の兄がこれに触れ、妹からプロポーズした結婚だと強調した。
お兄さんの年齢からして、プロポーズは男がするモンちゃうんかい!という憤慨があるのだろうかと過ぎる場面であった。

その後の新郎のスピーチでは、新郎が確かに彼女からのプロポーズで、僕からではないが、言われて嬉しかったと返した。

私ら新婦側の友人らは、皆いつプロポーズしてくるのかと待っていた。同棲して5年、付き合って7年、もう今年ちゃう?このクリスマスちゃう?と友人を励まし続けたが、とうとう言って来なかった。
そうして友人の45歳の誕生日、友人はカケに出た。
45歳という節目にケジメを付けたかったのだと思う。
結果は吉と出たが、この披露宴での兄の言葉に含みを感じたのは、やはり彼から言わなかったというケジメの部分なのかと感じる。

コロナで延期になったが、無事に式を終えた。
25歳の時に友人は父を亡くしており、それを思うとお兄さんが父代わりになってきた今日があるのだなと思うふしがあり、感動してしまった。
結婚式はやはり良い。
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