今日はインド人のママ友と朝お茶をした。
先日のアジア人襲撃の話題になり、友人は「昨日バーミンガムに住むインド人の友人からメッセージが来てね・・友人は50歳になるから、職場の人達と誕生日をパブで祝っていたらしい。ところが、友人の親友の中国人が来た途端、その場にいた男たちが騒ぎ始め、中国人はコロナを振りまくな!と暴言を吐いてパブから追い出して、大騒ぎになって・・。その場にいた同僚達がこの人は中国人だけどここに住んでいる中国人であるから、旅行者じゃない!と説明するけど、もう中華系に見えるアジア人全ては敵と見なしているアホもいて、迂闊に酒の場に行かない方が良いという話になって・・」と言った。

数日前、オーストラリアに住む嫁(私の夫の兄嫁で豪州人。豪州に住む)がフェイスブックでアホな記事を書いていた。
5月にタイ旅行に行く予定の嫁は、「日本人のせいでタイにコロナが広がった。キャンセルしてもお金は返ってこない。日本人に返金を要求したい」と書いていた。
その記事に賛同するコメントも50件を超えていた。

嫁の親がそもそも白人絶対主義者である。
オーストラリアにアジア人が住んでいる事に異常なまでの嫌悪感を持っており、何故日本人は自国の人間と結婚しない?何故オーストラリア人と結婚せねばならない?何故オーストラリアに住む?何故オーストラリアに留学に来る?自分の国の大学に行けないのか?という、非常に偏った視野しか持ち合わせていない。
これは日本人に対してだけではなく、中華系アジア人全てにおいて、そういう見方をしている。
自身も5歳の時にオランダから新開地を求めて船でオーストラリアに移民としてやってきたクチであるが、自分は白人であるから良いという考え。
だったら、もともといた先住民のアボリジニは白人ではないが、アボリジニ達は自分の国を白人国にしたかったと思いますか?という質問には答えなかった。

であるから、元々アジア人を嫌っている嫁や嫁の親のような価値観の人間からしたら、これをキッカケにアジア人を追放したい、もうアジア人を住まわせないようにしたいという所に関連したい部分があると思う。
勿論、そういう人は少数しかいないと信じたいが、そもそもアジア人を軽視している嫁が何故タイに行くのか?それは「物価が安いから」である。
そうして前回のタイ旅行やカンボジア旅行の時もそうであったが、極貧地域に行って写真を撮りまくり、フェイスブックで極貧地域に住む子供や女達の写真を掲載し「この女達は身体を売って生きていくしかない」と書く。

この女と「家族」である事が、時に私の吐き気となる。
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