数年前、日本から母が山形屋の高級海苔を送ってくれた事がある。
その時、一緒に山形屋の海苔保存袋も入っていた。
とは言え、そうそう高級海苔を大量にも買えないから、日本に帰国する際は500枚の焼き海苔を東京の老舗海苔店から取り寄せ、イギリスに持って帰り、その海苔保存袋に入れておく。

先日も海苔を使用し、その開封した全型焼き海苔を保存袋に入れようとした時の事。
今までその保存袋に書いてある注意事項を読んだ事など無かったのであるが、何故かふと目に飛び込んできた文字があった。
そこに「パリパリ感を保つため、出来れば冷蔵庫で保存してください」とあった。

思わず2度読んだ。
海苔て・・常温保存や思とった・・・
実家でもキッチンの棚の中に閉まってあるが、本当の海苔の保存方法など今まで実家のやり方以外、見た事も考えた事も無かったので、もしかして不正解だったのだろうか・・

しかしながら、どうも冷蔵庫で保存した事が無い私には何故だか抵抗があり、未だ棚に置いてしまっている。
500枚の海苔は1年以内で使ってしまうため、本当なら800枚ほど持ち帰りたいのであるが、他にも持って帰りたい調味料でイギリスで手に入らない物なども多いため、いつも500枚にしている。
それでも私が好きな美味しい海苔は日本でしか手に入らない。
多少パリパリ感が失せても、海苔の佃煮などに利用できるから、まあ今のままの保存方法で問題ないのであるが・・

私は夫の実家に住んだとき、卵を冷蔵庫で保存せず常温で保存する事と、使いかけのケチャップを常温で保存する事に驚いた。
私は何故だかケチャップは冷蔵庫で保存するもんやと思って来たからである。
しかし、考えてみるとハンバーガーを出す店などに行くとケチャップもマスタードも常温で置いてある。
各家庭によっても違うのかも知れないが、ケチャップも改めて保存方法を見てみたら、常温で良いと書いてあった。
これからは、ちゃんと保存方法を読んでみようと思うのである。
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