さて昨日の続編。 6件目の薬局で薬を取り寄せてもらう事になり、「明日の午後には届きますので、来たらすぐ連絡いれます」と言ってくれたが、そこはイギリス人・・・電話がかかって来なかった。 翌日、薬局に電話を入れ「昨日の午後に届くはずの薬をお願いしたんですが、まだ届いてないんでしょうか?電話がかかって来なかったので・・」と聞いてみた。 すると「ああ、あれね。製薬会社に注文したら、もう製造中止になってると言われてね。だから注文もしてないし、届いても無いよ」と言われた。 いやいやいや・・・それやったら、ソレをこっちに言わんかーい!! 誰かこの国の人に「カスタマーサービス」を教えてやってはもらえまいか・・ 1日待って無駄もエエとこである。 薬局の人は「というわけやから、また医者に電話して別の処方箋貰って」と言われ電話を切った。 幸いにも、木曜日はホームドクターのいるクリニックが夜8時までやっていたため、クリニックに電話をし受付の女性に内容を伝えた。 受付女性は「すぐにホセ先生に伝えます。今夜中にご自宅の最寄りの薬局にメールで処方箋を送ってもらいますので、明日の午後には薬局に取りに行ってもらえるよう手配してもらいます。緊急という扱いにしておきますね」と言ってくれた。 さて翌日の夕方6時半、夫が息子を連れて薬局へ届いているはずの薬を貰いに行ってくれた。 しかし「そんな処方箋、メールでも電話でも来てませんけど」と言われた。 夫は薬剤師のおばちゃんに「もう2週間も苦しんでるんです」と事情を伝えた。 すると薬剤師さんが「ちょっと足見せて」と言い、息子の足を診てくれた。 「ああ、これやったらNHS(国民健康保険サービス適用内)で処方される薬より、自費で買ってもらう事になるけど、私がお勧めするクリームの方がよっぽどマシやで」と言い、1つの市販クリームを出して来てくれた。 夫は「もう何でも買います。とにかく1日でも早く治してあげたいから」と言い、そのクリームを買ってきた。 薬剤師さんの言うとおり、毎日のお風呂上りにそれを塗り、靴下を履いて寝たらエエとの事で、早速塗って寝かせた。 翌朝、大きな魚の目と周囲の小さな固いイボがカラカラに乾いていた。 息子はまだ痛がってはいたが、「薬局のおばちゃんがもうすぐ治るからね」と言ってくれたからと安心した様子であった。 結局、薬剤師さんが一番、親身になってくれた気がする。 かかりつけクリニックからも別に連絡が来るでもなく、火曜に来るはずのTVもまだ来ない。 急ぎもしないが謝罪もしない。 カスタマーサービスもこの程度でエエのなら、日本のサービス業も随分ラクになるであろう。 人気ブログランキングへ