さて日曜日は旦那がパリマラソンに出場していた為、私は義母と子供を連れ水族館へ行ってきた。
水族館を出た所で義母が「足が痛い。靴が合わない」と言い出した。
旅行に新品履いて来るからじゃ…
でしょうね…と言いたいが、グッっとこらえて聞いていた。
義母が「とりあえず靴屋に行くわ」と言った。
「行く」とは「探せ」と言う意味である。
水族館からタクシーでシャンゼリゼ通りまで戻り、高級靴屋を見つけて入った。
私と子供の服装が、あまりに店とミスマッチであ居心地の悪さ200%である。
義母は店に入るなり、店員に「足が痛いから、痛くならない靴を。サイズは38。色は紺かベージュで」と言いソファに腰掛けた。
この人、こんな靴の買い方すんのやな…
自分で見て探さへんのや…
結局、ベージュを購入。
展示商品しか無かった為、40%も割引してもらい99ユーロになった。
こんな靴にこの値段出すんやったら、あんたの為の移動手段であるタクシー代、私が半分持つんオカシ無いですか?と神に問うてみるも、まだ返事はない。
今回、全ての移動手段がタクシーだったので、パン屋巡りも出来なかった。
しかしながら、滞在したホテルの前が美味しいパン屋だったので、私は毎朝これを買いに行くのである。

しかし今回は旦那も義母を連れて行く旅行にかなり大変さを実感していた。
「もう限界が来たんちゃう?」と言うと旦那も頷いていた。
旦那は次回、ベルリンマラソンに行く予定であるが、その時義母が一緒に来たいと言った時、傷付けずに正直に話さねばならない。
パリはタクシーから眺めてばかりであったが、美味いパンとケーキは食べれたので、まあ良しとする。