娘の小学校は英国キリスト教会に準ずる小学校であるため、様々な場面でこの学校の前にある教会に関わる事がある。
ほぼ毎日、キリストに関する授業があるし、毎週金曜は教会から牧師さんが来てくれ、お話しを聞く。

さてそんな中、「イースター」が迫ってきた。
イースターとは何ぞや?と思う方はネットで検索されたし。
今日はイースターに関する朗読と勉強会が教会で行われたわけであるが、私は「そんなもん私は仏教徒やし、行かへんわ」と思っていたが、前日になり、うちの娘がこの朗読を担当する事になったため、担任から「是非、見に来てあげて下さい」と言われ行く事にした。

歯が抜けスカスカの発音の娘が何故に抜擢されたのか分からんが、まあエエ事や。。と思い、開始時間の20分前に教会に入ると、まだ誰も来ていなかった。
全校生徒とその保護者が来るはずであるが、さすがイギリス人。
20分前に来るはずもない。

1人で待っていると、教会にいる人とは思えない、それはまるでバブル期のディスコクイーンのようなソバージュ頭に濃いメイク&赤い口紅、そして短いボディコンドレスの女性が登場した。
何やら色々準備をやっており、壁と同じ色のフリースを着た地味な牧師さんと仲良さげに話していたので、ここで働く人に間違いはないと見たが、「まさか・・!!愛人か!!」などと汚れた目で見る私を神はお許し下さるのだろうか・・とそんな事を思いながら教会の前にある祭壇の十字架にかけられたキリストを眺めていたら、牧師さんから声をかけられた。

牧師さんは非常に優しい笑顔で「さて、あなたはイースターのお話しの中の、何章が最も好きかな?」と私に聞いて来た。
ナンショウ・・・?呆然
どこや!!その答えは何処にあんのやー!!

火曜サスペンス劇場の崖っぷちに追い込い込まれた女優のように、後ずさりで来たならば・・・
答えはただただ、知りましぇ~んと言うしかない・・
怒られるわ、しかし・・

イースターのお話しの最後はキリストが十字架にかけられ、どんな痛みを受けたか、そしてどんな最後を遂げたかであった。
これを4歳児たちから聞いているのか・・と思うと、凄いなと思いながら、来年はどこの章が好きなのか考えてから行く事にする。

大学であれほど礼拝の時間があったのに、私は何1つ覚えていなかった・・
無駄金使わせスマナイと、この歳になり両親に詫びる朝である。

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