息子の靴が小さくなったので、町の靴屋へ行ってきた。
ここは子供の足のサイズを測定してくれ、それに合った靴が買える老舗店である。
この店に100回来ても、100回嫌な思いをする靴屋であるが、しかしそこしかない。
選択肢が無いから、しゃーないのである。

さて店に入って行くと店員が2人。
客はいなかった。
私は「スイマセン、この子の足のサイズを測定してもらえますか?」と頼んだ。
店員は髪の毛を触りながら「そっちがそう願うなら・・」と言った。
暴れたろかー!!

靴を買う事が嬉しい息子は、この不愛想1000%の店員の指示に従い測定器に乗った。
私は店内を見まわし、どんな靴がエエやろか・・・とよそ見をしたのである。
すると店員から「ちょっと、この子おさえてて。動くからちゃんと出来ない」と怒られた。
しかし、息子はじーっとしている。

何を言うとんねん・・と思いながら、息子に「じーっとしてようね」と声をかけた。
測定した結果、今のサイズと同じであった。
そんなハズ無いわ・・
しかし店員は「サイズ変わってないから」と言い、そのまま何処かへ行った。

いやいや・・サイズ変わってへんけども、新しい靴をお探しですか?やないんかい・・

私はこの測定結果に納得が行かなかったのと、例の如くあの態度。
「すいません、もう1回測定して・・」とお願いしようと思ったが、「こっちはちゃんと研修受けてやってんねん。2回測定する意味もないし、そんな事はしない」と断られた。

もうエエわ・・帰るわ・・
しかし靴は必要。
しかし、その辺のスーパーに売っている靴は買いたくない。
というわけで、ちょっと遠いが国境を超えたスコットランドにある同じお店まで車で走った。

元気よく「サイズ測ろうか?」と店員が声をかけてくれる。
何や、この違い・・同じお店でも、こない愛想が違うもんなのか。

結果、今のサイズより1センチ弱大きくなっていた。
ほら見ろー!!

新しい靴を試し、息子は「もう小さくない」と言った。
やはりサイズが変わっていたのであった。

私がイカレた母親ならば、この靴をさっきのカーライル店に持って行き、「ほうら、見ろ。やっぱりサイズが大きくなってたやないかい!!」と言う所であるが、時間の無駄である。
最初から遠いとこに行けば良かった・・

今朝、友人とお茶していたのであるが、その友人から「あの靴屋、評判めっちゃ悪いって新聞に載ってたで」との事だった。
但し、カーライル店に限り。
何やねん、カーライル・・

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