先週末、夫が「100キロチャリティマラソン」に挑戦した。
気候は雹と洪水警報が出される程の大雨、暴風と雷という、まさに最悪の天候の中で実施された。

朝7時にスタートを切った夫は、75キロを超えた時点で超えるべき制限時間を30分遅れてしまい、主催者側から「リタイアしてくれ」と忠告を受け、あえなく断念。
夫はまだ自分で走れると思ったが、主催者側が「30分遅れていると言う事は、制限時間内で100キロをゴールするのは不可能で、ペースを上げれば逆に危ない。責任が持てないのでリタイアを願う」と言われたのであった。

医師の検査を受け、夕方そのままホテルに戻り、横になった夫。
そこから翌朝まで嘔吐を続け、尿も出なくなった。
身体は震え、水を飲もうにも喉が閉じて飲めない。
そのまま朝を迎えたが、朝にはその症状が消え、一緒に走った友人と帰宅した。

友人も100キロを目指していたが、50キロ地点でリタイアとなった。
大学時代はマラソン選手だった人だったが、42.195キロ以上を走った事が無かったため、かなりキツかったらしい。
内臓全てが痛いと訴えてのリタイアとなった。

夫の前を走っていた女性は、過去この100キロマラソンを5回完走しているが、今大会は50キロでリタイアを決めた。
マラソンは当日のコンディションと天候も大きく左右するのだと言う事であろうか。

こんな過酷レースは最初で最後かと思いきや、出来れば数年以内にアメリカの砂漠を3日かけて横断するマラソンレースに参加を考えていると言い出した夫。
いつやったか・・・TVで間寛平さんが砂漠を横断する超過酷なマラソンに挑戦しているドキュメンタリー番組を見た事があった。
TVでは、奥様が付いておられ、手作りのエネルギー補給食を食べているシーンがあった。
足は血豆が出来、何と過酷な事に挑戦する人なんだろうかと感動した事があったが、あんなようなレースに参加て・・どないすんねんな・・一緒に行かなアカンのかいな・・。

レースから2日目、今日は食べれるようにもなったが、まだ血尿が出ている夫。
まあこれも長距離を走るとよくある事らしいので、1週間は様子を見るらしい。
10時間走って血尿と嘔吐で済んだが、砂漠のマラソンはどないな事になるのやら・・

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