先日、義母の長男夫婦が来ていた時の事。
義母と私が、今年のいつから何の野菜を植え始めるか・・と話合っていたら、義母が「今年も私はトマトとズッキーニ、ピーマンを育てるわ」と言った。

そこで嫁が横から「ズッキーニって、食すに値する野菜なん?この世に無くて良いわ、あんなの」と言った。
何でか?と聞くと、「今まで生きて来て、ズッキーニを誰かが料理したり、食べているのを見た事がない。外食の際も見た事がない」との事。
豪州人の嫁はイギリスに来て16年であるが、これまでずーっと小学校の給食のおばさんの仕事や、社員食堂の厨房、今はパブの厨房で働いている。がしかし、メニューでズッキーニと書かれているのを見た事がなく、恐らく「イギリス人のシェフは、ズッキーニの取り扱いを知らんと思う」と豪語した。
絶対、そんな事ないと思うけどな・・

嫁いわく、「キュウリでもなく、生で食べるには固い。かと言って、火を通すと中がジュクジュクになって気持ち悪い。皮は苦いし、レシピ本でも見た事がない」と言った。
私は「そんな事ないで」と言い、まずは「ズッキーニのフリッター」を教えてみたが、「揚げ物した事ない」との事。

これでホンマに豪州にてシェフの資格を持っているのだろうか・・その資格を誰も見た事が無く、料理をした事も無い上、その腕前を誰も知る事はなく、味わった事もないから、本当なのか嘘なのか知る由もない。

そこで「ズッキーニを使った料理」2品を作り、メールにて転送。
と言う事で、ついでにブログにもUPしてみた。
まあ、これは料理せーへん女向けの簡単レシピなので、参考にならぬと思うが。

まずは「ズッキーニのお焼き」


①ズッキーニ2本をチーズ卸し器で細かくし(なければとろけるチーズくらいの大きさになるよう、何かでやって下さい)、そこに卵2個、とろけるチーズ1掴み、片栗粉(大さじ4)、カレー粉(大さじ1)、塩コショウを混ぜる。
②熱した鉄のフライパン(テフロンはベチャっと仕上がります)に直径7センチくらいに広げ、フタはせずに両面焼くだけ。

※これは人参やビーツでも代用可。カレー味を抜けば、ただのチーズ風味になります。

豪州に住んでいた時、ベジタリアンの同居人がビーツで作っていた。しかし、ビーツは私が日本にいた頃、どこでも手に入る食材では無かった為、ズッキーニで代用して作っていたのである。

次に「ズッキーニのカレー」



※ベジタリアンの場合は、鶏肉を使用せず、チキンストックは野菜ストックで代用。
①鶏むね肉(400~500g)を食べやすい大きさに切り、深さがある大き目の平らなフライパンでクミンシード(小さじ1」)を少し炒めてから、鶏肉を加え5分炒める。
②ズッキーニ1本、人参1本をぞれぞれチーズ卸し器で細かくし、玉ねぎとセロリのみじん切り(各1個分)コリアンダーパウダー(小さじ1)、ターメリック(小さじ2)とガラムマサラ(小さじ2)、ガーリックパウダー、チキンストック2個とニンニク&ショウガを卸したもの(小さじ1)を加え、水250CCを入れたら蓋をして10分煮る。
③マッシュルーム(4個分)か茄子がある場合は、これをサイコロ状に切って加え、更に10分。味を見て塩を加え完成。

うちは夫がマラソンを走るため、レース前から体重を落とす為にこのヘルシーカレーを食べる事が多い。
ほぼ野菜なので、サラサラ系のカレーであるため、夜中になると空腹になってしまう。

と、これを英文に直し、画像付きで送ったが、果たして嫁が作るか否か・・
多分、やれへんやろな・・。

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