週末からマジョルカ島に行くべく、お金を英国ポンドからユーロに換えに行ってきた。
その横に最近出来たカフェがある。
気になっていたが、なかなか入る機会がなかった。
店内は狭そうであるし、バギーで子供連れ(うちのバギーはクイニーというデカイ三輪エアバギーである。オランダの製品で、背の高い私にはこれしか合うの無かったが、何せ幅が広くてデカいのが難点)

迷惑なので、店内に入る前は必ず店員に「良いですか?この大きさでも?」と確認するようにしている。
ドアの前に行くと、すぐさま男性店員が駆け寄りドアをあけてくれた。
「これ、大丈夫ですか?」と聞いたが「勿論!!」と答えてくれた。

何か落ち着くようなそうでないような雰囲気。
店員が全員男性というのが、そう思わせるのだろか・・。

椅子は昔の映画館で使われていた椅子を利用しているため、座るときに自分で座席を下げながら着席せなアカン。
深く座りすぎると膝が浮くため、座席がたたまれてしまい、尻が奥に挟まるため、加減しながら座らなアカン、何ともめんどくさいがエエ感じの椅子である。
腰痛持ちには、ちょっとキツイ。

紅茶を頼むと「うちの料理、全て手作りなんです。自信があるので、是非とも食べて下さい」とそこの店長らしき男性が言いにきた。
時間は2時前であったが、ランチがまだだったので頼む事に。

私は平べったいパンのサンドイッチを。
義母はナチョスを頼んだ。

カーライル味と違うやん!!新しい風が来たでー!!
マンチェスターの町のど真ん中で育った義母も「これ・・カーライルの味じゃないわね。何かマンチェスターのカフェで食べてるみたいな気分」とちょっと喜んだ。

珍しく、サンドイッチのパンが美味かった。
温かく、フワフワだったのである。
日本で当たり前に出て来る新鮮なパンも、今日出来たであろうフレッシュなケーキも、ここでは滅多にない。
「ああ・・・2日前に作りよったな・・・」と、客にバレてしまうものを平気で出してくるレベルである。
なのに・・なのにである。
椅子は座りにくいけど、店長なかなかエエやないかーい!!

ちょっとパンに飢えすぎているため、感動しすぎた私は是非ともこの感想を、あの店長に!!と思い、レジでお金を払う際、「いやーほんまに美味しかったです!!あのパンも手作りですか?」と聞いてみた。

しかし店長・・???の顔。
あれ・・聞こえへんかったんやろか・・・
もう一度「あのパン・・・」と言ってみた。

すると店長「え?あのパン、ああ平べったいでしょ?」と言う。
答えがちゃうわ!!

義母がもしや?通じていないのでは?と思ったのか、「うちの嫁がパンを褒めています、手作りですか?」と聞きなおした。
すると店長「どうなんでしょうね・・・」と言った。
知らんのかい!!!

まあとにかくエエ感じでございました。
カフェの帰り、秋のカーライルに珍しく、4人組の日本人女性(観光客らしき)を見た。
エエなー・・あの人ら楽しい時間を過ごし、また日本に帰れんのかーと、ちょっと羨ましくなる秋の午後であった。

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