年間を通し、ほぼTVを見ない私であるが、昨日は娘が夕方6時半に寝てしまったので、家の用事を済ませ、9時からTVをつけてみた。

偶然、日本についてのドキュメンタリー番組がやっていた。
日本の若者達の就職難と婚カツについてである。
「縁」を求めて神社に行く人々、ネットカフェで暮らす人々に注目され、奇妙な日本人を取り上げていて、なかなか面白かった。

さてこれを観た旦那。
「婚カツって何?」と聞いて来た。
私は「まあ、要するに集団コンパや」と説明。

8年日本で暮らしていた旦那には、2つの夢があった。
それは、1度でよいからコンパに参加してみたかった事。
もう1つは、居酒屋でバイトしてみたかった事である。

コンパに行くには、日本語を上達する必要があると言った私。
以後、旦那は「ドウゾ、コチラニ オスワリクダサイ」など、妙な挨拶を覚え始めたが、結局1度も行かずにイギリスに帰って来てしまった。

旦那は京都に住んでいたため、京都駅前にある居酒屋によく行っていた。
そこでは、いつも元気な店員さんがいて、旦那が店に入ってくると「お疲れー!!」と言い出迎えてくれた。
それが嬉しかったのか、「バイトしてみたいので、聞いてくれ」と頼まれた事があった。

居酒屋の大将に「この人、バイトしたいらしい」と言ったら、大爆笑して流された。
結局、この夢も果たせず・・・

番組を観ながら、「コンパってこんな感じか~」と言っていた旦那。
いつか夢は果たせるだろうか・・

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