去年の夏、日本で髪の毛を切って以来、そのまま伸ばしてきた。
しかし、いよいよ山奥に潜む陶芸家のような髪型になり始め、髪の毛をくくっても「落武者」に見えるだけ・・落ち武者
鏡を見るのも辛くなり、もうこれはイギリスの美容院に再び行く日が来たか・・と腹を決めた。

そこで旦那の行っている散髪屋の横にある、同じ系列店の美容院に行ってみることにした。
ここのカラーを担当している人は、今年4月にウイリアム王子と結婚した、キャサリン妃の結婚式当日のカラーを担当した人である。

私がお願いするのはカットであるが、そんな人が働いている店なら、失敗のリスクは少ないのでは・・?と考えた。
そして今の私の英語力の全てを出し切り、「肩に付くか否かの、丸みのあるボブにして欲しい。頭のトップから毛先までは同じ長さではなく、レイヤーを入れて、動きのある仕上がりにして欲しい」とお願いした。

美容師は「OK~!!」と言い、カット開始。
ほんで仕上がり・・・肩から4cmも短い、オカッパやないかー!!
めちゃめちゃ短いで、後ろ!!

こんなに自分の首が見えた髪形は、恐らく中学のバスケ部以来であろう。
ほんで・・・レイヤー何処に入っとんねん!!見えへんぞー!!

ちょっとモダンな「ワカメちゃんカット」(若い人は知らないであろうが、めちゃめちゃ短いボブの事を、昔はワカメちゃんカットと呼んだ)である。

3年前、はやり山の陶芸家みたいな髪型になったので、一度だけカーライルの美容院に行った事があった。
しかし、やはり同じくオーダーしたら、完全なる「ダースベイダー」ダースベイダーみたいな髪型になった。

しかし、陶芸家のまま放置するよりも、落ち武者のまま暮らすよりもマシだと思った私は、迂闊にも再びイギリスの美容院に行ってしまったのである。
しかしながら、今回はダースベイダーは免れ、モダンワカメになったので、若干マシなんじゃあないかと、納得するしかないのである。

自宅に戻り、何とか誤魔化せる髪型を考え、ホットカーラーを巻いてみた。
するとカールが付いた分、更に髪の毛が上に上がってしまい、オカマバーのママみたいになってしまった。

明日からオカマバーのママで行くべきか、モダンワカメで行くべきか・・・選択肢の無いこの髪の毛が、早く肩まで伸びてくれるのを待つしかないのである・・・

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