ウィリアム テンプソンでございます!!
最近の「靴を買うのは止めよう運動(だけど買う)」みたいな風潮はなんなんでしょうね。
それ自体をやるのはもうお好きにどうぞ、です。
でもまぁなんというか、まるで小学生が好きな子にちょっかいを出すあの様みたいに、靴好きが靴というカテゴリーそのものをいじめて、「けどやっぱり俺は靴が好きなんだよな!」って言って愛でる自分のツンデレ男振りに酔いしれている感じが…して………あの、、。はい。。
さて、今回は先日紹介しました、ダウンサイドポリッシュのやり方について説明します!
・ダウンサイドポリッシュの説明
ダウンサイドポリッシュとは
名前はまぁ適当に付けました。ピカピカ靴磨きさんと考えたのですが、思い浮かぶ前に音信不通となってしまったので、本当に適当に付けました。ですから、変えてしまう可能性もございます。
ダウンサイドポリッシュは、その名の通りアッパーの下部に磨きを施すというものです。
行う効果
爪先、踵とは違って、革の保護ではありません。もちろん多少の保護にはなるでしょうが、やはりメインは見た目です。爪先から延長線上にワックスを乗せることで、立体感のある靴に仕上がります。
・注意点
芯の無い所にもワックスを塗るので、上手にやらないと割れて見た目が悪くなります。
・磨く靴
エドワードグリーン レースアップブーツ シャノン
フルメンテナンス後の状態です。
既にかなり綺麗な色艶です!
いつものように色付きデリケートクリームとクレムを塗っています。
これはクリームのみの仕上げを好む理由も分かりますね。かなり綺麗ですからね。
フルメンテナンスの詳しい方法はコチラからどうぞ!ただ、サイドに魅力が無いんですよ。。
爪先、踵だけに鏡面磨きをするのも十分良いですが、絶対的にダウンサイドポリッシュをした方が綺麗に見えます!
・塗る範囲、順番
ダウンサイドポリッシュをするには、多少の技術が必要となります!
鏡面磨きが出来るという事は当然、鏡面部とクリーム仕上げ部の境目をボカすグラデーションが出来ないとかなりみっともない仕上がりになってしまいます。
塗る範囲を色付きで指定してみました!
1.指塗りで赤
2.スタンプ方式で緑
3.スタンプ方式で水色
4.スタンプ均しで紫まで伸ばす
5.オレンジはコバで、順番は関係無しに厚く二,三度塗りする
こんな感じで塗っていけば、グラデーションも出来ます!ここでグラデーションを行わないと、屈折部分付近のワックスが割れて、酷い見た目となってしまいます。。
実際に写真付きで行います!
……とまぁ、まずは艶を極端に出す部分の写真からです。
爪先はこんな感じです。
重要なのはサイドです。
↑外側
↓内側
この曇っている部分が極端に光らせる所で、あとはクリームのみの自然的な所との境目を無くすグラデーションを掛ける、という作業になります。
では早速、スタンプ方式後です!
これは3の水色までを行っています。
踵もこの様に、かなり塗ります。
コバもです。
これに5の紫まで均す作業を施します!
ここからが鏡面磨きの技となります。
ダウンサイドポリッシュ、かなりオススメです!!
是非動画でもご覧下さい!
こちらの方が伝わりやすいです。
ダウンサイドポリッシュは見た目重視なので、撮影とかには最適でしょうね!