どうも、ウィリアム ビリー テンプソンでございます!


最近忙しくてスカイプを自粛しなければならないのが辛いです…(^_^;)
いつもの様に夜遅くまでやっているみたいですが、遅刻が怖いので参加出来ず仕舞いですし、元より電話している場合では無いので我慢が大変です。。
夜に鳴るバイブレーションで起きると、画面に出ているのは『鏡面を超えるのは誰だ』という、出たくて仕方が無い三人グループの着信画面。三月八日までは辛抱します。。。(そんな事言いつつ、チャットはしていますが)

関係ありませんが、ポケットにスマホを入れているとよく起こる誤操作で、ある方に何度も電話を掛けてしまっていました。
誠に申し訳ございません。


まぁ、癒しも必要だと、今回は小さな小さな夢を叶えたいと思います!
私の小さな夢は、お風呂に浸かりながらブログを書く事でして、今まさにそれを実行しております!
不思議な感覚で、楽しいですね!
このままずっと書けそうです!
(本当はこの時点でヘトヘト)

フランス革命のマラーの様にお風呂場でコルデーに殺されないと良いのですがね。



さてさて、今回は変わったネタを持ってきたので紹介していきたいと思います!


私は二年前の丁度今日、3月3日に初めて中古の、初めての革底デビューをしました!

そんな思い出深い靴がこちらのリーガルW105です!


二年前の写真です。
中古とは言えど、綺麗に見えます。
(この時点でのぼせてしまい、夢終了)



現在はこんなです。


飴色になったんだか何なんだか、とにかく変わりましたよね。


しっかりと記録も残っております。
酷く汚いですが。

早い物ですね。
もう2年です。

様々な初体験をさせてくれ、2年も共に歩んでくれば、それはそれは愛着が沸きます。


しかし、、
私どうも気に食わないんですよ。。

まず思ったのが色です。
薄すぎて、何に合わせて良いのか分かりません。私は黒か焦げ茶か赤茶か白黒派なので。

前にクリームで真っ黒にした事がありましたが、何か違いました。

では、シボ革か、、となり、シボ革消滅作戦に出る訳です!!


実はこの企画は一ヵ月前位からやっていまして、その頃はまっていた「革靴に400番程度のヤスリを掛ける」やつの応用を用いて『革靴に60番のヤスリを掛ける』という事をしていきたいと思います!



この色とはおさらばです。

1年11ヵ月程、これを我慢していました。

ロングウイングチップで革底、履き心地良好で思い出深いこの靴を、色が気に食わないという理由だけで放置して、売ったり捨てたりするのは嫌ですからね。


という事で、60番を掛けていきます!

かなりガシガシやっちゃって下さい!

毛足が長いヌバックになってしまうので、800番位のヤスリで仕上げ、すべすべさせます。

凄くないですか?
靴磨きなんかよりもずっと大変でした。
三時間以上掛かりましたからね。


ピンキング(ギザギザ)やコバの角、特にステッチは気にしなければなりません。
削れていない様に見えますが、かなり削れています。


60番でやれば当然消えてしまうので、400番辺りでステッチ周辺を削れば問題が多少は解決します。



そのヌバックに、染料を塗っていきます!

コンビシューズも格好良いですね。
しかし、今回は全て塗ってしまいます。
(その後、コンビの方が良かったと思ってしまったのは秘密です)


で、染料を塗り終えました!

ちなみにこの染料、革ではなく木に塗るやつなので、使った後はガッサガサになります。


乾かす時は、ラリらない様に外で一日放置すると良いでしょう。

乾くとカサカサの煮付けみたいになりますので、とても履けた物ではありません。

その後、ウィンザー&ニュートンのペンに付けるインクで赤く染め、下地を完成させたら『ブートブラック アーティストパレット』を大量に塗り付け、磨いて完成させます!

まだしっかりと磨いておりませんが、完成です!

アーティストパレットのカカオを大量に塗り、ブートブラックのボアブラウンでスベスベさせ、色調整にアーティストパレットのブラックとカカオを混ぜながら塗って、ニュートラルをベッタリ付けたら乾かします。
ステッチに塗りすぎると、埋まってしまうのでお気を付け下さいませ。


乾かす時、部屋でやると甘い香りに包まれながら有機溶剤に侵されていくので、これまた危険です。
私もまた喉の痛みを発症したので、すぐ逃げました。

十分履ける色です。

少し型押しが見えている所がありますが、アーティストパレットでも塗っておけば消えるでしょう。


こんなに違いますからね。

ここまでするのに、片方七時間、両方で約14時間も掛かりました。日を分けたので、実感はありませんが、かなりキツかったのは覚えております。。

ヤスリで3時間半、塗り込みで3時間半、乾かしたりする時間も合わせれば38時間ですが、それは所用時間の話ですからね。

磨くのは簡単そうです。
アーティストパレットをベッタリと塗っているのでね。

濃く見えますが、陽を当てれば赤焦げ茶です。
今度はこれを磨いく記事にでもしましょうかね。

フルメンテナンスの詳しい方法はコチラからどうぞ!










鏡面磨きの下地を簡単に作る方法はコチラからどうぞ!
それではまた!