化粧品を買うときに
知っておくと便利
化粧品・医薬部外品・医薬品の違い
これらはすべて
医薬品医療機器等法（旧薬事法）
に下記のように分類されています。
病気などの治療を目的とした製品で、いわゆる薬のこと。
厚生労働省によって効能・効果が定められた有効成分が含まれていて
●薬局やドラッグストアなどで販売されている一般医薬品、要指導医薬品
●医師・薬剤師の指示で処方される医療用医薬品（薬局医薬品）
があります。
医薬品と化粧品の中間の存在。
厚生労働省によって効能・効果が認められた有効成分が一定濃度で配合されている製品。
効き目は穏やかで医薬品のように効果が必ず現れるというものではなく、効果が期待でき、予防する目的。
「ニキビを防ぐ」「美白に効果がある」などをうたうことができ、薬用化粧品も医薬部外品の部類になります。
その他には、薬用はみがきや薬用シャンプーなどもある。
しかし、薬用化粧品は全成分表示が義務付けられていない。
（日本化粧品工業連合による自主基準はあります）
医薬部外品よりもさらに効能・効果が緩やかで、清潔にする、美しくする、健やかに保つなどを目的とする製品。
「美白に効果がある」という表記はすることができません。
ファンデーションや口紅、石けん、シャンプーなども化粧品に含まれる。
●原則として、配合されている全成分を表示する
●すべての成分を容器または外箱に表示する
●配合量の多い順に記載する
●1％以下の成分は順不同でもいい
●着色料は（+/－）の後であれば順不同でもいい
●混合成分になっている原料は、各構成成分をひとつずつ分けて記載する
●日本化粧品工業連合会が命名した成分表示名称で記載する
以上になります。
現段階では
このような決まりになっていて
こうして比較してみると
「医薬部外品の方が化粧品よりも良さそう！」
って思いますよね。
でも、ちょっと待って下さい！
化粧品と医薬部外品の違いは
有効成分が入っているかどうか
この違いだけ。
有効成分は
厚生労働大臣によって
効能・効果が認められたものですが
1種類でも
少量でも配合されていれば
医薬部外品として認められ
140種類の表示指定成分以外は
すべての成分表示を
化粧品のようにしなくてもいいのです。
つまり
ちょびーーっと配合されただけで
「これは医薬部外品よ」となり
その他は不透明な内容のもの。
メーカー側に
「それ以外の成分を教えてくれ！」
と確認すること以外
内容を知ることはできないですし
「それはですね・・・」
とひとつひとつ教えてくれるか
定かではありません。
ちなみに
140種類の表示義務成分はこちらになります
↓↓↓
「医薬部外品の成分表示名称リスト」
https://www.jcia.org/user/common/download/business/ingredients/qdlnl.pdf
化粧品についても
薬事法の改正により
全成分表示となっていて安心！
となるかもしれませんが
実はそうとも言い切れないのです。
それは
薬事法改正前
化粧品の製造に
使用していい成分が決められていて
それ以外の成分を配合する場合には
安全性テストを行い
使用しても問題ないことを
国が確認していました。
ところが！
薬事法改正後（2001年）
全成分表示するから
一部制限のあるもの以外は
国が確認することがなくなり
「どうぞご自由に」となってしまい
メーカー側や消費者側の
判断に委ねられたのです。
だもんで
これをきっかけに
異業種メーカーが我先にと
化粧品を作るようになり
現在のように星の数ほどの
化粧品が売らるようになった
という訳なのですね。
こんなカラクリがあったなんてご存知でしたか？？
みんなが
化粧品ジプシーになるのは
当然といえば当然かもしれませんね。
だってだって
全成分表示されたって
それがどんなものなのか
全然わからないですもんね。
私たち消費者側も
きちんと化粧品を選び
自分の肌を守るということも
大切になっていく時代
毎日使う化粧品
も～っと も～っと
化粧品のことを勉強して
正しい知識をお伝えできるように
私も精進して参ります
たるみ・シワ・美肌
GRANBELLE「グランベル」
＠埼玉県ふじみ野
池田恵子
▼当エステサロンのご紹介
埼玉県富士見市（ふじみ野）
50代・60代女性のための
たるみ・シワ・美肌
品格美肌フェイシャルエステサロン
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