ウィルウェイ です。

本日は「疎林」についてご紹介します。


疎林(そりん)は樹木の枝・葉の密度が薄い森林のことを指す。通常の森林であれば連続して影が作られるが、疎林では太陽光が木々の間から、地面まで差し込んでくる。

疎林が成立するのは、植物の生育条件としてよくない点がある場合であることが多い。たとえば土壌の栄養分が乏しく、乾燥、酷寒、強風などの厳しい気候、あるいは樹木を傷める動物や昆虫などにさらされている場合である。

例えば、樹木のまばらな亜寒帯のタイガ、熱帯のサバンナなどがある。

ウィルウェイ です。

本日は「雑木林」についてご紹介します。

 

雑木林は、種々雑多の雑木が混じって生える森林を意味する日本語である。植物生態学上の語彙ではなく、高価な木材を得るのには役に立たない林を指すことがある。

読みによって異なる2つの語義があり、「ぞうきばやし」は一般用語、「ざつぼくりん」は林野産業の専門用語である。

雑木林(ぞうきばやし)

クヌギやコナラなどの広葉樹で構成された、人工的・意図的に作られた林(人工林)のことで、広義には人里周辺の入りやすい林の意を含み、里山と等しく用いられることもある。

クヌギやコナラは燃料薪として繁用された樹木であり、エネルギー革命で石炭や石油が主要エネルギー源となる以前は、雑木林が貴重な燃料材生産の場であった。シイタケなどの原木栽培 に使う榾木(ほだぎ)としても利用される。これらの木は伐採しても切株から芽ぶいて再生し(萌芽更新)、数年で再利用できる太さまで成長する。

たとえば、関東平野における極相は照葉樹林であるが、山火事や伐採後には二次遷移が進行し、雑木林ができる。薪炭林として、落ち葉や枯れ枝を採り続けることにより雑木林が維持されることになる。前述のクヌギなどのほか、武蔵野台地のケヤキ林なども雑木林であり、古くから人間の活動があった痕跡でもある。

また雑木林は現在においても、多種の鳥類・多種の昆虫・爬虫類などの棲息地であり、食用や薬として使用される植物も生育している場合が多い。

そうした雑木林を保全する活動が行われている。平林寺の雑木林が国指定の天然記念物になっている。

 

ウィルウェイ です。

本日は「水源林」についてご紹介します。

 

水源林とは、森林の水源涵養機能に着目して整備される森林。脊梁山脈を持ち、河川が短く勾配が急な国土を持つ国では、陸地に雨水が滞留する時間が短いため、水資源を確保するために利水ダムと共に整備が進められる。

水源涵養機能
森林への降雨は、樹木の樹冠や森林土壌などで滞留し、河川への流出量や流出時間がコントロールされる。また、一部は地下の地層や基岩へ浸透し地下水を形成する。森林自体は、水を生産する能力がない上、生理現象により水分を放出、消費するため、その機能には限界があるが、水源林として整備された森林を流域に持つ河川では、渇水時にも水量が確保されることが古くから知られている。

水源林の森林像
ステレオタイプの水源林のイメージとして、広葉樹の巨木が茂る森林が引き合いに出されることが多いが、森林研究・整備機構の試験林などにおける観測結果によれば、針葉樹林と広葉樹林、人工林と天然林の間では水源のかん養能力(浸透能)の明確な差は確認されていない。浸透能の善しあしについては立木の違いよりも、地域の気象条件や長年形成されてきた土壌の質などによる影響が大きい。