ウィルウェイです。

本日は「生物多様性オフセット」について解説いたします。

 

生物多様性オフセットとは、人間活動が生態系に与えた影響を、その場所とは異なる場所に多様性を持った生態系を構築することにより、補償する環境活動である。英単語"offset"(補償・代償・相殺)を翻訳することなく、カーボンオフセットと同様に仮名書きする。

1950年代にアメリカ合衆国・ドイツで代償ミティゲーション・代償手段と呼ばれたものと、ほぼ同等の概念である。これはミティゲーションの一種であり、他のミティゲーション手法によっても回避できない損失の回復・代償として行われる行為である。ノーネットロスとすることが原則である。さらにミティゲーションに踏み込み、環境改善超過分を数量化および証券化するミティゲーション・バンキング(いわば二酸化炭素排出量取引の生物多様性・生態系版)もなされている。一方で、かけがえのない環境を金銭で売り渡すかのような仕組みに対し、批判的な意見もある。また、オフセット制度があたかも免罪符のようになり、かえって開発行為を助長することにつながるのではとの懸念もある。

 

ウィルウェイです。

本日は「生態系サービス」についてご紹介いたします。

 

生態系サービスとは、生物・生態系に由来し、人類の利益になる機能(サービス)のこと。「エコロジカルサービス」や「生態系の公益的機能」(せいたいけいのこうえきてききのう)とも呼ぶ。その経済的価値は、算出法により数字が異なるが、アメリカドルで年平均33兆ドル(振れ幅は16-54兆ドル)と見積もる報告もある。

人類は、生態系によって提供される多くの資源とプロセスから利益を得ている。このような利益は、まとめて生態系サービスと呼ばれており、水の浄化や廃棄物の分解といった過程が含まれる。これらの自然の資産を人間が必要とする面において、生態系サービスは、他の生態系に由来する産物や機能と異なっている。生態系サービスは、次の4種類あるいは5種類に分割することができる。

    (供給)食品や水といったものの生産・提供
    (調整)気候などの制御・調節
    (文化)レクリエーションなど精神的・文化的利益
    (基盤)栄養循環[* 5]や光合成による酸素の供給
    (保全)多様性を維持し、不慮の出来事から環境を保全すること (※海外ではこれを除くことが多い)

人口が増加するにつれ、環境への負荷(エコロジカル・フットプリント)も増加する。多くの人々は、これらの生態系サービスが無償で、壊れることが無く、無限に利用できるという誤解に汚染されていた。しかし、人類による酷使の影響は、絶えず明らかになってきている – 空気と水質はより危険になり、海では魚が濫獲され、伝染病は歴史上の限界を超えて広がり、森林伐採は洪水の調節能力を損なっている。氷で覆われていない地表の約40-50%が人類の活動によって変化あるいは劣化しており、漁場の66%は過剰あるいは限界に達するまで酷使されており、大気の二酸化炭素濃度は産業化開始から30%以上増加しており、過去2000年で鳥類のほぼ25%は絶滅した。

生態系サービスが脅威にさらされ限界状態になっているだけではなく、人類にとっての短期と長期のニーズのどちらを選択するのかについて早急な判断を迫られている…ということを、社会が理解し始めている。意思決定を行なう際に、人為的に運営される代替物で置き換えるコストに基づいて、多くの生態系サービスの経済価値を評価することが増えている。自然に対する経済価値を定めようとしている進行中の挑戦は、環境・社会的責任・ビジネスチャンス・人類の将来を、理解・管理することを通して、生態系サービスに関する研究が学際方向へ向かうことを促している。

ウィルウェイです。

今回は「スーパーエコシップ」についてご紹介します。

 

スーパーエコシップは、国土交通省が進める次世代船舶である。
窒素酸化物(NOx)など環境に有害な物質の排出が少ない小型ガスタービンエンジンを載せ、貨物スペースも広げた次世代国内貨物船。 貨物輸送分野でトラックに差をつけられてきた海運業界が、国土交通省や造船業界と共に2001年度から研究を始めた。すでにスーパーマリンガスタービンと呼ばれるエンジンの開発が進んでいる。
新型エンジンは、現在主力のディーゼルエンジンと比べてNOxは10分の1、地球温暖化に影響を与える二酸化炭素は75%に抑えられ、騒音も従来の1%程度とされる。
エンジンを取り外して整備できるようにし、航行中の整備が不要となり、人件費の面でも経済的とされる。さらに搭載場所を甲板上とすることで船倉も広がり、積載量は同規模の既存の船より2割増になる。
真横にも移動できる二重反転ポッドプロペラを採用、港湾内での移動時間の短縮も図る。