ウィルウェイです。
本日は「南方振動指数」についてご紹介します。
南方振動指数は、南太平洋上のタヒチとオーストラリアの都市ダーウィンとの気圧差を指数化したものである。貿易風の強さの目安の一つであり、正(負)の値は貿易風が強い(弱い)ことを表している。エルニーニョ発生時はマイナスを示す傾向にある。
南方振動とは熱帯の西部太平洋と東部太平洋の間の地上気圧が、数年ごとにシーソーのように変動する現象のことで、現在では、この南方振動とエルニーニョ現象は、大気と海洋が密接に結びついた同一の現象のそれぞれ大気側、海洋側の側面と理解されている。
この現象が発見された20世紀初頭当時、北大西洋振動(冬季アイスランドの気圧が低いとアゾレス諸島から南西ヨーロッパにかけての気圧が高くなる)や北太平洋振動(ハワイとアラスカの気圧変動が逆になる)といった現象が北半球で発見されていたため、それらとの混同を避けるために、それらの現象よりも南で発生することから「南方」振動と名づけられた。