ウィルウェイです。
今回は「原生地域」についてご紹介します。
原生地域は、地球上で、人間によって手が加えられていない自然環境である。原始地域などとも呼ばれる。
原生地域として最もよく知られているのは、原生林であろう。しかしながら、原生林は原生地域の代表的な例ではあるが、森林に限らず平原や湖沼などのあらゆる自然地形が原生地域に含まれうる。
コンサベーション・インターナショナルによる"Wilderness: Earth's Last Wild Places"という書籍では、原生地域を、本来の植生が70%以上の地域で残っており、10,000 km2以上の広さがあり、人口密度が5人/km2以下の地域と定義している。そして、この定義によれば、地球上の46%が原生地域にあたるとされる。
英語の「wilderness」は聖書におけるアラビアの砂漠地域を語源としており、ヨーロッパから北アメリカ大陸への植民と開拓において自然環境の表現に使われた。西部開拓時代にはアメリカ先住民の土地を未開拓の地として定義し、侵略を正当化する概念としてもウィルダネスが利用された。アメリカ合衆国では原生自然法(1964年)が制定され、「風景に人や人工物が介在せず、大地と生命のコミュニティが人によって拘束されていない地域」と定義された[1]。法律に基づいて原生地域が指定され、国立公園など保護の対象となっている。