~My memories~ 著:WILL -935ページ目

【プロローグ 2 】 ~My memories~ 桜便り


【 別れ 】

1996年3月31日


翌日の朝・・・


その日は突然、訪れた・・・


『死ぬために生きる・・・?』


バカバカしいことを言う人がいたものだ・・・

私たちは決してそんなことを

考えたりはしなかった・・・

最後の最後まで決して諦めず、

確実に生き抜くために

共に生涯を駆け抜けたからだ・・・

そして私は、

今でも生きているから・・・ 



生きるために

生きる・・・


ただ、それだけで良かったから・・・

最初に出会った頃の

君の笑顔が見れるなら・・・

本当に一人ぼっちになってしまった静かな病室で・・・

同じことを何度も繰り返し

大声で泣き叫びながら、

1年前の妻と同じように・・・

襲い掛かってくる恐怖で体を震わせて、

泣き続けた・・・



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