(15)~My memories~ 生涯最後の涙5/6
妻が子宮の摘出手術をした夜、
私は麻酔から意識の戻らない
妻の手を強く握った・・・
そのとき、妻が寝言のように
ささやいた・・・
『ごめんね、タクちゃん・・・』
『ごめんね・・・』
麻酔から目覚めない
妻のその言葉を聞きながら、
私は・・・
彼女の手を
両手で強く握り、
その腕にしがみつくように
廊下を歩く看護師の足音しか
聞こえないほどの
静かな病室の中、
震える体で声を押し殺して・・・
握り締めた妻の手に
口を押しつけながら、
朝まで泣いた・・・
泣き止んでは泣いて
そしてまた泣いて・・・
何度も繰り返し、
そして繰り返し、
妻が目覚めるまで、
泣いた・・・
≫次のページへ
【携帯用TOPページへ】
【PC用TOPページへ】
私は麻酔から意識の戻らない
妻の手を強く握った・・・
そのとき、妻が寝言のように
ささやいた・・・
『ごめんね、タクちゃん・・・』
『ごめんね・・・』
麻酔から目覚めない
妻のその言葉を聞きながら、
私は・・・
彼女の手を
両手で強く握り、
その腕にしがみつくように
廊下を歩く看護師の足音しか
聞こえないほどの
静かな病室の中、
震える体で声を押し殺して・・・
握り締めた妻の手に
口を押しつけながら、
朝まで泣いた・・・
泣き止んでは泣いて
そしてまた泣いて・・・
何度も繰り返し、
そして繰り返し、
妻が目覚めるまで、
泣いた・・・
≫次のページへ
【携帯用TOPページへ】
【PC用TOPページへ】