実写映画化するとのことで、
久しぶりに再読しました![]()
島本理生さん!
大学のときから好きですが、
こちらも恋愛小説のなかでお勧め小説のひとつです。
以下、多少ネタバレあります。
主人公の顔には、
生まれつき大きなアザがあります。
小学生のとき、クラスメイトに
「アザのかたちが琵琶湖みたい」と言われ
皆の目が自分に注がれ、
その中には気になる男の子もいたので
注目してもらえて恥ずかしい反面ちょっと嬉しかったところ
「なんて酷いことを言うんだ!」と先生に叱られ
悪気のなかったクラスメイトも
「言ってはいけないことだったんだ」と遠巻きにするようになって……
このエピソードだけでも
この小説すごい!うまい!と思うのですが![]()
うちの娘も、パラリンピックを見て
悪気なく「なんでおててないの?」と言います。
「事故で無くなっちゃったんだって」
「無いととっても困るよね」
「だから、もし手が無いことでできないことがあって、困っている人がいたら、手伝ってあげたりしようね」
「おてて無い分大変なのに、パラリンピックで優勝できるくらい運動できるなんてすごいね、
きっととても頑張ったんだね」
と説明しましたが
どう答えたら正解なのでしょうか、、
難しいです![]()
当事者がどうしてほしいのか
あからさまにからかうのはもちろん論外として
過剰に構われることが嫌な方もおられるだろうし
触れずに、遠巻きにしてほしいのか
「そういう人なんだ」と受け入れ、普通に接してほしいのか
人によって正解は違うだろうし
難しい。
そして、この話は
見た目に自信のない女の子の
恋愛小説です。
「顔がかわいい」みたいな、見た目を褒められるより
「芯が通っている」「強い目をしている」「きっと頑張っている人なんだって」と
中身を認めてもらえるほうがとても嬉しい、
この気持ちよく分かります。
私も、
「○さんって、いつも真っ直ぐじゃないですか。
姿勢よく歩いている姿もカッコいいし、
中身も芯があるっていうか、筋が通っているっていうか。
だから、○さんのこと
信頼してるし
好きなんです」
と言われ
思わず気持ちが傾いたことあります![]()
夫からの告白の台詞……ではなく
仕事関係で、研修の後に
取引先の男性が
講師の先生に紹介してくださったとき
そう言ってもらえました。
8年くらい前のことですが
嬉しかったので未だに覚えてます![]()
恋愛的な意味ではないですが、その方のこと好きになりました(笑)
だから、主人公が
恋におちた気持ち
すっごく共感しちゃいます。
そこからは、、
島本理生さんの小説に出てくる男性って
欲しい言葉をくれるわりに
なんというか、、
エッセイに書いてあった
「底なし沼って本当に底がないのかな、と踏み込んだ恋愛」
の男性がモデルなんじゃないかと思わせるような男性が多いので
そしてタイトル通り、
「片想い」ではあるのですが。
それでも、周りの人もそれぞれ素敵ですし
前向きな気持ちになれる、
元気が出る
素敵な小説です。
勝手なイメージですが
映画化するならモトーラ世理奈さん
(透明なゆりかごで、すごく存在感があって素敵だったので)みたいな気がしていました![]()
映画の前に、原作でもぜひ!
お勧めです!
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