二人目を授かったときに、
上のお子様にお勧めの絵本の紹介です!

上の子にとっては、赤ちゃんは
おかあさんをとられちゃう!という不安な存在。
そうではなく、赤ちゃんが生まれるのは幸せなことなんだよ!
という気持ちにさせてくれる絵本がほしい。

※どちらも素敵な絵本だと思いますが、
「赤ちゃんがきたらおかあさんをとられちゃう」というイメージを持ってしまいそう、という意味で。


そういった意味で一番お勧めなのはこちら。 

 

絶版なので、図書館で借りました。

はるちゃん、ね
ひとりで○○できるんだよ
だっておかあさんのおなかに赤ちゃんいるんだよ
はるちゃん、お姉ちゃんになるんだよ
早く赤ちゃん生まれないかなあ

うろ覚えですが、こんなストーリー。
赤ちゃんが楽しみになってくれるはず!

 

 

こちらは、「おなかの中の赤ちゃんってこんなだよー」とイメージしてもらうために。

赤ちゃんを楽しみにしているお姉ちゃん、お兄ちゃん、おとうさん、おじいちゃんおばあちゃん
おいで おいで うまれておいで
そしてそのよるいいました。
おへそのあなからいいました。
きこえないよにいいました。
あした うまれていくからね。

読んでいて、言葉のリズムがよい絵本って良いですよね!
どんどん月が満ちていき、最後は満月で、
お姉ちゃんが育てていたチューリップが咲く絵も素敵です。

※みーは、必ず絵本をひっくり返して(赤ちゃんの頭を上にして)片付けていました。笑

 

 

こちらも、言葉のリズムが素敵な角野栄子さん。

おかあさんに
「うちに赤ちゃんが生まれるの」
と告白されてから、生まれるまでのお兄ちゃんの話。

赤ちゃんのものをたくさん買ったのに、
ぼくにはミニカーたったの1こだと落ち込んでみたり。
赤ちゃんの手袋をはめてみたり(ビリッて音がした)。
ベビーバスやベビーベッドで
生まれてきた弟とすることを想像したり。

最後……びっくりです。
「あっ、ふたり…」
ちっちゃいなあ。
ぼく、お兄ちゃんになったんだ。

途中、「おとうと、いもうと、どっち?」
「そんなことわかりません」
「おとうとがいいな」
「おかあさんはどっちもいいわ。
赤ちゃんはかわいいもん」
というやり取りがあり、そこも好きです。

 

 

「だいちゃん」というお兄ちゃんに、特におすすめな絵本です。

赤ちゃんが生まれる日。
「きょうはとくべつなひになるからね」

でも、おかあさんは病室。
とくべつなひってつまんない。

赤ちゃんが生まれたら、おかあさん取られちゃう?
赤ちゃんってわかんない
お兄ちゃんってわかんない
赤ちゃん生まれたらどうなるの?

生まれてきた赤ちゃん
「ぼく、だっこ……してみない」
「だいちゃん、きょうはとくべつなひなんだ。
だいちゃんがお兄ちゃんになったひなんだ。
なんだってできるさ」

あったかい。
きょうはとくべつなひ。
ぼくがお兄ちゃんになったひ。


第二子を授かったとき
最後の3冊を購入し、イメージさせていました。
そして、
生まれたときは赤ちゃんよりお姉ちゃんを大切にしよう!と思っていました。
そうすることで、赤ちゃんを嫌いにならずに、大切にしてくれるかなと、、

結果、赤ちゃん返りやワガママも多々あり
「りーちゃんなんて嫌!」とならなかった訳ではないですが
(実際、今でも毎日のようにケンカしてます…)

それでも、昨日も滑り台で
「りーちゃんが落ちないよう、後ろにいるからね!」と階段を登り
一本橋でも「こわい!」という妹に「だいじょうぶ、りーちゃん、後ろにいるからね!」と一緒に歩いてくれたり
(一本橋から落ちるなら横に、なのであまり意味ないですが)
雨が降ったら、自分の肩が濡れても妹がふらふら歩くほうに傘をさしてあげたりできる
そんな優しいお姉ちゃんに育ちました。

お勧めです!ぜひ!