結果ばかりフォーカスしていませんか? | 石田淳公式ブログ 行動科学でビジネスも生活も大変貌 ノウハウ伝授中!

結果ばかりフォーカスしていませんか?

 
 
 
■部下育成の中で、
多くのリーダーが部下に対して
つい言ってしまう言葉があります。
 
たとえば、営業部での場合、
 
「営業センスがあるね」
 
です。
 
 
 
■部下の育成で目指すべき大事なポイントは、
部下たちが結果を上げる行動を自らしたがり、
そして継続するということ。
 
 
 
■しかし、上記のように
結果ばかりに注目してしまうと、
リーダーは、このもっとも大事なプロセスを
見逃してしまう危険があります。
 
ではどうするか?
それは、
 
「毎月、訪問件数が伸びているね」
 
「あの難しいお客さまの契約が取れそうなのか。
すごいな。がんばっているね」
 
というように、
結果までの行動にフォーカスするのです。
 
 
 
■インターネットサイト「WIRED」に、
これに関連する記事
が載っていました。
 



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■その中で、
スタンフォード大学の心理学者キャロル・ドゥエック氏が、
ニューヨークの小学5年生400人に
行った実験について書かれています。
 
 
 
■子どもたちにテストにトライしてもらい、
終了後、研究者たちは生徒たちに点数を伝え、
簡潔な言葉でほめます。
 
半分の生徒には、
 
“あなたは頭がいいんだね”
 
と彼らの知性をほめ、
残りの半分には、
 
“一生懸命やったね”
 
彼らの努力をほめました。
 
その結果、
 
「賢さをほめられた生徒たちは、ほぼ全員が、自分よりテストの出来が
悪かった生徒と自分を比較することで、自尊心を強化するほうを選んだ。
これに対し、努力をほめられた生徒たちは、自分より成績のよかった
テストを見るほうを選ぶ確率が高かった。彼らは失敗を理解し、
失敗から学び、よりよい方法を編み出したいと思ったのだ。」
 
「生徒の「賢さ」をほめることの問題は、教育というものの心理学的な
リアリティを誤った形で示すことにある。それは、「間違いから学ぶ」
という最も有益な学習活動を避けさせてしまう。
間違いをおかすことで生じる不愉快な反応を経験しない限り、
われわれの脳が既存のモデルを修正することはない。いつまでも
同じ間違いをおかし、自信を傷つけないために、
自らを成長させる機会を逃し続けるのだ。」
(記事より一部抜粋)
 
 
 
■興味深いですね。
 
結果や才能に対してほめるのではなく、
途中の経過や努力に対してほめる。
 
そのほうがより、
困難な問題立ち向かっていく力、
次の問題にチャレンジする力
がついていくのです。
 
 
 
■ちょっとしたことですが、
部下の成長の伸びが違ってきます。
ビジネスの現場で、
ぜひ実践してみてください。