ブルーマ東門から入った場合の施設を明記しておこう。随時書き加えていかなくては。


・宿屋オラブ・タップ

町に入ってすぐ左。 よく盗品商のオンガーがいる。いないときは自宅だろう


・ハンマー武具店

町の入口から北へ。町の北端にある


・魔術師ギルド & 戦士ギルド

ハンマー武具店の南


・宿屋ジェラール・ビュー

町の入口から進み、階段を上ったすぐ左。オラブ・タップより高級


・ノヴァローマ


衣服屋。ジェラール・ビューと階段を挟んだ反対にならんでいる


・ノルドウィンド商店

防具屋と衣服。ノヴァローマの隣

・聖堂

ブルーマの南側に位置する。オラブ・タップのすぐ向かい


・盗品商オンガーの自宅

聖堂裏南西。彼氏に金を持ち逃げされたアルノラの家のすぐそばだ


・アルノラ・オーリアの自宅 (付記:ブレイドンリリアンの自宅)

聖堂裏南西。オンガーの家の目の前。夫を失ったブレイドン・リリアンの家もその2件隣にある




-ブルーマ-


ここブルーマは、ジェラール山脈の中腹にある町だ。

山から吹き下ろす風と雪という寒く厳しい気候で、豊富な山岳資源を利用したロッジ風の住居と、町の至るところに焚かれているかがり火が印象的だ。


ここは、ノルドを蔑視していると評判のアレッシア・オッタスが、著書の中で

「薄汚い山小屋の中で飲んだくれているノルドの巣窟」

と揶揄したように、ノルドが多く暮らしていが、彼の言うようにここでは度の強い酒は必需品だ。

「シロディールとスカイリムを掛け合わせたような」妙な場所ではあるが、これはこれで情緒のあるものだ。

厳しい寒さでは、本をめくる指も凍りつくのか、大きな町にもかかわらずここには専門の本屋というものはない。

が、戦士ギルドと魔術師ギルドが存在しており、極寒の地独特の苦難やモンスターなどの障害に直面する住民の助けになっている。

 

俺が向かったのは宿屋オラブ・タップ。

ここもブルーマの建物のご他聞にもれず、木と石でできている宿屋兼食事処というわけだ。

ブルーマに入ってすぐに目についた休み処だった。

というだけなのだが、なんと、

ここで相席になった金と灰色のオッドアイの初老の厭世家こそ、盗品商オンガーだった。

腹ごしらえをしながら、彼に500ゴールド相当の盗品を売り払い身軽になった俺は、あたりを探索しながらトラブルの種(冒険者としての仕事は、トラブルを見つけだすことだ。)を探すことにした。