メファーラの祠を通り過ぎ、北西に針路をとった。

ブルーマへ向かう街道が見えてくる直前に、またもやアイレイドの遺跡を発見した。




-アンガ-


すぐ傍で発見した、少し東のセルセンやセルセンの井戸もだが、今帝都が支配している地域が、そのまま太古のエルフが活躍していた地域だということがよくわかる。

アイレイドに総称されるような、「エルフ」といえば、突出した魔法や建築、芸術を以て世界を支配していた種族だ。

その遺跡には、さぞかし高価なお宝が眠っていると思われる。

ここもそのうち探検してみたいものだ。

しかし、残念ながらアンガの入口は、自らの遺跡から倒れ落ちてきた巨柱によって封じられていた。

なんとかして入れないものだろうか。


後ろ髪をひかれながらもその場を後にする。