先日の書き込み、カラダの癖についての追記です。
誰しも、それぞれ癖をもっていてカラダがある程度は歪んでいたり、軸がぶれていたりするものです。
原因はいろいろあると思うのですが、野口体操で有名な野口三千三先生は、『人間はまだ進化の途中で重力に適応できていないから』といっています。
なかなか面白い発想ですよね。どうも我々人間は、今現在が最高地点であるという認識に立ちがちな気がするのですが(え?そんなことないですって?失礼しました(笑))、野口先生は、まだ先がある、といっているわけです。
勿論、進化なんていうものは数千年、数万年たたなければ結果は分からないので、何とも言えませんが、この発想は好きです。
ですから、誰しもが変な癖をもっている、という事実だけを今は取り上げます。
で、そもそもが変な癖を持っている人間が、カラダの一部や脳の一部、筋肉や関節の一部に障害を負ってしまっている状態が、例えばいつも私が話題にしている、変形性股関節症の方であったり、脳卒中の片麻痺の方であったりするわけです。
カラダの癖というものは、カイロプラクティックや整体、整骨院で修正できることは様々なメディアや治療院の宣伝でご存じのことと思います。
私が日々注目している点は、どこが本当に障害を負ったがゆえに起こっている問題で、どこがカラダの癖によって起こっている問題なのか、です。
本来の障害が引き起こしている問題は、解決に時間もかかりますし、時には手術とか入院加療とか、補装具という外部の力で能力を補う方法を取る必要もあるかもしれませんが、もともと持っている癖のレベルの問題で有れば、必ず解決できます。
大切なのは、そういう目で見ながら、今、すぐに解決できる能力や運動・行動を、助けを必要としている目の前にいる方の運動や歩行や寝起きの中に見い出せるか、吟味する目だと養う思うのです。
今、私の目の前にいる方の抱えている問題をどのレベルとしてとらえるか、いかに客観的な視点と理性的な頭脳と、継続した気力で『本当のところ、どうなの?』と自分に問いかける勇気
が持てるか、そのうえで本来の障害の改善に向け、少しずつ、あたかも追い込み漁のように問題を明確にする作業こそが、治療の過程であると教えられてきました。
それを実行するために、またまた、新たな勉強も始めちゃいました。
きっと、そのうち皆さんに『新しいこと考えたから、試してみてもいい?』とお聴きする時もあることでしょう。
そう、料理のバリエーションが増えたほうが選択肢が増えてうれしいように、治療のバリエーションも増やしたいと願っているWillLaboでした。
(そういえば、買い物は選択肢があるから楽しい、って、最近のテレビコマーシャルでありましたね。)