久々の、『正しい歩行ってあるの?』シリーズ再開 | WillLaboのブログ

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WillLaboは、東京の両国にある、リハビリスタジオです。
運営しているのは、作業療法士の山田 稔です。
気軽に、ヒゲ先生とお呼び下さい。
靴専門の理学療法士中田 翔が「既成靴の調整」によって、戻りづらい身体を保つお手伝いも始めました。

昨日と本日は山梨に出張に来ています。明日は、また両国に戻ります。

いや~、山梨は暑いですね。車で移動していたらエアコン入れないと、窓から入る強い日差しに、黒い肌が(みなさん、スポーツなさっているんですか?なんて聞いて下さいますが地黒です)さらに黒くなるようでした。
桜は散り始めて桜吹雪があちらこちらで眺められ、季節は確実に暖かくなっておりますが、加えてヒノキの花粉のシーズンが始まったとか。窓を開けて車を運転できないのが残念でした。

さて、歩行のシリーズ再開には理由があります。
と、申しますのは、変形性股関節症の患者さん方が、股関節症を患っている側に意識的に体重をかけておられないことに気付いたからです。
医師や医療者から、『股関節にストレスをかけないように』指導されてのことでしょうが、このことについては少し深く、出来ればレントゲンなどのデータ、とともに、『本当に、罹患足に体重をかけていはいけないのか』を検討する必要を感じています。
私のセラピー実感としては、罹患足にもきちんと体重をかけたほうが、

①歩行が安定する
②股関節に無理のない方向の加重が加えられることで、カルシウムの産生が促される
③安定した歩行ができるようになることで、不安定な歩き方から来る、筋の硬さや関節の不具合が修正出来る

などのいい点が感じ取れるのですが、皆さんは関節が壊れてしまうことを心配されています。

これは、変形性股関節症の発症機序とも関係があるのですが、私は、変形性股関節症の原因の多くが実は女性特有の体の構造と、個人特有のカラダの歪みからきているのではないか、と考えています。(一般には、日本人の発症は、先天性股関節脱臼の既往と股関節形成不全が原因ではないか、といわれています。しかし、欧米では原因不明で発症する方が多いそうです。)そのことから考えると、罹患足に体重負荷せず歩くこと自体が、関節には負担が大きいと判断できます。
しかし、だからといって、罹患足にばかり体重を加えることも同じ意味で不都合が生じるでしょう。
本当に、痛みがなく、カラダの歪みもなく、脚長差も感じることがない歩き方は、実は個人個人で違うはずなのです。

ですから、『正しい歩き方』ではなく『一個人が快適に歩き続けられる歩き方』を模索したいと思っています。

これは、変形性股関節症の方に限らず、健康思考の高い方にもお伝えしたいことです。
特に、女性で事務仕事が多かったり専業主婦であまりカラダを動かす機会の少ない方には大切なことです。筋肉はいい質のものをお持ちなのに、日頃、うごかす機会の少ない方は筋肉が働き方を忘れてしまっている方がおいでになります。
それが、カラダの不調となって表れている場合もあります。

脳卒中片麻痺の方やその他の身体障害をお持ちの方も、健康な方も、歩くために歩く練習をするだけではなく、歩くことが健康維持につながり、10年20年先も元気でいられるために、今、『快適な歩行』を考える必要性を感じています。

willLaboでした。