変形性股関節症―痛みの一要因 | WillLaboのブログ

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変形性股関節症の方で、鼠径部と臀部がはさみあうように痛むことを訴えられる方が結構お出でになります。
細かく触診しながら、その要因を紐解いていく作業を重ねておりますが、昨日「これかな?」
という、所に行きついたので報告しておきます。

先ずは、定番の梨状筋という、仙骨の外側から大転子といって、股関節の外側でじかに触れられる骨についている筋肉です。これが、触ってみると張っている感じがします。同時に、そのすぐ下についている双子筋です。実は、この間を坐骨神経という神経線維が通っているので下肢のしびれもここからきている場合が多いのですが、この梨状筋と双子筋がいわゆる凝っている(肩こりのように固くなっています)状態でした。時間をかけて丁寧に、緩みを待ちますと、それまでは、膝を動かしたときにガクガクとしたぎこちない動きだったものがスムーズに動くようになり、軽くなった、と感想が聞かれました。

そして、鼠径部ですが、これは上述の梨状筋の関連して、つまり梨状筋や双子筋が上手に緩まなかったおかげで、大腿直筋(膝を伸ばすための筋肉ですが、骨盤側では股関節を曲げる働きをします)あるいは腸腰筋が過剰に使われていたからだったと思われ、梨状筋と双子筋を緩めると、だいぶ楽にはなりました。しかし、さらに深く触診していくと、大腿直筋の腱に移行する部分が張っていることが分かりました。
腱には、ゴルジ器官という神経の受容器があるのですが、ここを持続的に圧迫することでⅠb抑制という神経機構が働き、緩んできてくれるので、その理論を使って、下肢の動きを一定のところで止めじっくりと、大腿直筋の腱に『頼むからゆるんでくれ~』という気持ちでアプローチしました。

結果は良好。全部痛みがなくなったわけではだいぶ動きが楽になり、歩いても痛みが出なくなりました。

で、さらにそこから、『なぜ、梨状筋が張っちゃうんだ??」という疑問を考えてみたいとおもいます。
が、これはまたこの次に下記こみます。悪しからず。

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