4月のロングツーリングから

高速道路の深夜割引の3割引きに間に合わせて出発。暗いうちから走り出す。旅に出た喜びをかみしめつつなんていうのはきれいごとで、何やってるんでしょうか、と自問しつつのナイトラン。

静岡県、静岡市草薙第一ダム。

また、雨が、強い、ロングツーリング。晴れ男の看板はさっさと下ろしてしまおうか。

修行だよこれは、落石と濃霧、狭い荒れた道が拍車をかける。

そして雨雲は富士山を包み隠してその姿をのぞかせることさえなかった。

富士五湖と富士山、このミッションはあきらめた。

千葉県袖ケ浦市、千葉フォルニア。

恐怖の強風、横風をうけてのアクアラインの走行はスリル満点。そこいら辺のジェットコースターなんて比較にならない。荒れた天気が続く。

群馬県、太田市金山町の呑龍さま。

大光院という新田義貞公をまつるために家康が創建したらしい寺院。子育てのご利益があるそうだが、もはや子供は3人自立していて、かわって孫の成長を祈ることに。

茨城県、常陸太田市の龍神大吊橋。

高所恐怖症の自分には兵庫の余部橋梁と同様に高さが僕を苦しめる場所。

何とかと煙は高いところに上るそうだから、僕はその何とかにはふくまれないということか。あてにならないな。

福島県相馬郡新地町の町役場にあった、復興フラッグ。

天気もいいので文句言えないけれど、こんな時に無風で旗の存在感がまったくない。この画像に写っているが見つけられる人は、かなりの視力だ。

秋田県鹿角郡にある発荷峠展望台。

GW中で人も多く、バイクとともに撮ることができなかった残念ポイント。

残雪あり、絶景あり、十和田の湖の虜になった。

岩手県久慈市小袖にある「じぇじぇじぇ」の小袖海岸。

早朝にもかかわらず、海女さんらしき高齢の女性が声をかけてくださり、

心あたたまる会話ができたように思う。その言葉の半分ほどが理解できなかったのだけれども。

この小袖海岸からまたもや自宅への弾丸ロングツーリングを敢行した。1,142km走り通した。血栓ができて、体中にめぐり、脳卒中になるか、心筋梗塞でもひきおこすか、バイクの転倒やもらい事故なんかよりもよほど怖かった。

もちろん福井県敦賀あたりからのお迎えのような雨、これにも参った。一気にペースダウンを余儀なくされて、14時間ということだった。

雨男だな、もう。