1956年12月4日、4人の伝説的人物、ジョニー・キャッシュ、ジェリー・リー・ルイス、カール・パーキンス、そしてエルビス・プレスリーが自分たちのキャリアの出発点となったテネシー州メンフィスのサンレコードのスタジオに集まった。
その場で即興的に始まったジャムセッションの噂は瞬く間に広まり、そこに居合わせた新聞記者が「この4人(カルテット)は百万ドル売り上げる」と書いたことにより〈ミリオンダラー・カルテット〉と呼ぶようになった。
彼ら4人が一緒にセッションしたのはこの一夜のみ。それはカルチャーに火が付いた瞬間、まさにロックンロールが産声をあげた瞬間だった。
そんな実話をミュージカルにしたのがミュージカル「ミリオンダラー・カルテット」だ。渋谷ヒカリエ内の東急シアターオーブで9月5日から上演され、本日17日が千秋楽。というわけで見てきた。
レコーディングスタジオを模した舞台で繰り広げられるジャムセッション。懐かしいロックンロールの世界。出演者自ら歌い楽器を奏でる。まるでプレスリーなど伝説の4人が実際に舞台に舞い降りたかのような100分。
ブロードウエイでのオリジナルキャストを含む豪華出演陣がおりなすロックンロールの世界を十分堪能した。
このミュージカル、9月20日(木)~22日(土)5公演が大阪・オリックス劇場にて行われる。
LPジャケットを模したプログラム
演奏曲目
●Bule Suede Shoes (ブルー・スエード・シューズ)
●Real Wild Child (リアル・ワイルド・チャイルド)
●Matchbox (マッチ・ボックス)
●Who DoYou Love フー・ドウ・ユー・ラブ)
●Folsom Prison Blues (フォルサム・プリズン・ブルース)
●Fever(フィーバー)
●Memories Are Made of This (メモリーズ・アー・メイド・オブ・デイズ)
●That's All Right (ザッツ・オール・ライト)
●Brown Eyed Handsome Man (ブラウン・アイド・ハンサム・マン)
●Down By the Riverside (ダウン・バイ・ザ・リバーサイド)
●Sixteen Tons (16トン)
●My babe (マイ・ベイブ)
●Long Tall sally (のっぽのサリー)
●Peace in the Valley(ピース・イン・ザ・バレー)
●I Walk the Line (アイ・ウオーク・ザ・ライン)
●I Hear You Knocking (アイ・ヒア・ユー・ノッキング)
●Party (パーティ)
●Great Balls of fire (火の玉ロック)
●Down bythe Riverside (ダウン・バイ・ザ・リバーサイド)
●Hound Dog (ハウンド・ドック)
●Riders in the Sky (ライダーズ・イン・ザ・スカイ)
●See You Later Alligator (シー・ユー・レイター・アリゲーター)
●Whole Lotta Shakin' Goin' On (ホール・ロッタ・シェイキン・ゴーイン・オン)
ステージの両脇には字幕表示があるが、これとは別に字幕が視界の片隅に表示される特殊なメガネの貸出も行われた。
終演後、劇場ロビーにて
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