アメリカ在住の皆さま、こんばんは。
本日球場には試合開始3時間前に行き、2時間ずっとおしゃべりしていました。
おしゃべりの相手はJohn Bahrimg さん。
元リトルリーグ審判員で、2007年ワールドシリーズの審判員を務めました。
ジョージアが優勝し、北砂が第二位だった年です。
ワールドシリーズの審判員に選ばれるまで実に26年。この聖地で審判ができることをずっと夢見て、一生懸命がんばってきました。
元々リトルの監督だったJohnさんは、審判員を引退した後も毎年ここに足を運び、各国のチームの試合を見ています。
試合前、私が調布の選手たちのことを心配していると言うと、Johnさんは「昨日たくさん学んだと思うよ。今日の調布の選手たちはもっと落ち着いて、昨日とはまるで違う選手のようにプレーするよ!だから心配無用!ここに来られるのは審判員にしろ選手にしろ、諦めずに努力を続けてきた人だけ。もしもここで負けても、諦めずにまた努力!」と言っていました。
その数時間後、調布はカリブに2対1で負けました。
日本が敗者復活戦にも負け、次のステージに進めないのは1962年以来だそうで、誰もがその結果を信じられないといった感じでした。
1点差だけど、負けは負け。
でもその数字のむこうに、Johnさんの言っていた「まるで違う選手のようなプレー」がありました。初回から選手たちの動きも表情も良かったし、積極的に攻めていく姿勢も良かったです。そして4回には平尾選手のソロホームラン!
6回になっても諦めず、一生懸命な選手の姿が非常に印象に残っています。
そして応援席では昨日よりも更にまとまり感が増したパワフルな応援と、それにこたえる選手の笑顔がありました。
今日の応援には、約45名の調布の保護者や関係者の方、そしてアメリカ、カナダ在住の日本人が約10名参加しました。一緒に応援に参加させていただき、本当にありがとうございました。23日は、最後の応援に向かいます。
今日の応援団
ニュージャージー州から初めてワールドシリーズの観戦に来た、さくらママさん親子。
「今年やっと球場に来ることができました。試合は残念でしたが、一緒に応援できてよかったです。選手たちは波にのって笑顔もあっただけに惜しまれます」
ニュージャージー州から初めてワールドシリーズの観戦に来た杉本さん。
「応援に参加させてもらい、ありがとうございます。ひとつひとつ動きが丁寧な野球で関心しました。今日は試合を見にきて本当に良かったです。でも敵のカリブのチームカラーのシャツを着てきてしまいました。すみません」(苦笑)