2学期も差し掛かる頃、

私が、英語科としての進級がピンチになりました。

 

英語科として進級するには、

英語の教科全てを平均60点以上でなければいけないのです。

 

私は、自分の今まで獲得してきたテストの点数を計算したところ、

平均点が60点を切っていることに気が付いたのです。

2学期の期末試験と、3学期の中間試験で、

英語の3教科とも70点以上を取らないと平均点が60点を超えることはありません。

もちろん、まぐれで、70点台や80点台は、

圧倒的に、60点以下を取ることが多かったから、

いま、こうしてピンチに陥っているのです。

 

1つ、不幸中の幸いだったことは、

この事実に、2学期の期末テスト前に気が付いたことでした。

 

もし、テストが終わってから気が付いていたら

手遅れだったかもしれません。

 

そもそも、毎日、授業の後に復習をしていたら、

こんな風に焦ることはないのです。

でも、それが出来ない私。

テスト前に一夜漬けで、勉強して

勉強した内容が頭に残っていない状態でテストを受ける。

 

それでは、いい点数を取れるわけがありません。

 

私は、普段から勉強しないくせに

どうしても、英語科として2年生に進級したかったので、

もう一度、分からないところに戻って復習をしました。

そして、分からないところがあったら、職員室にいって、

先生に、質問するという

本当に、オーソドックスで地道な方法でやりました。

 

2学期の期末試験、3学期の中間試験で

なんとか、70点以上を取り続けて

なんとか、すべての英語の教科の平均点を60点以上に出来たので、

 

英語科として、2年生に進級できることが決まりました。

 

しかし、事もあろうか

担任のL先生は、テストの後の父兄会の話で、

私は、英語科に残るよりも普通科に行った方がいいと母に話していたのです。

 

父兄会から帰ってきた母が、私に言いました。

 

「ねぇ、2年生になったら、理数系の教科が一切なくなるでしょ?あなたは、理数系の方が得意じゃない?英語科に残るよりも、普通科に行った方がいいとL先生もいっているのよ。」

 

確かに、私の向き不向きを考えたら、

普通科で、理数系の教科などをバランスよく勉強した方が

いいのは、私もわかっていました。

 

しかし、私はどうしても、譲れないものがありました。

 

だって、私は、行きたかったH高校をあきらめたのに、

ここで、『英語科』であることまでなくなったら、

私は、何もなくなってしまうじゃないか。

 

それには、私のプライドが許しませんでした。

 

だから、

 

「ギリギリでも、英語科の基準点を達成しているから、そのまま、2年生も英語科で進む」

 

と、頑として譲りませんでした。