慶応SFCの加藤秀樹さんの「構想日本」のゲストが自民党の石原伸晃さんと民主党の枝野幸男さんだったとき、当時の学生に請われて見に行った。
「迷走列島改造論」のコンセプトが自分のなかで生まれたのは、そのときだった。
以来、模索に模索を重ね、ようやく入り口にたどり着いた。
入り口は、小山田春樹さんの政治評論家としての伸びしろ。
私より7歳年上であり、そして日テレ政治部記者時代に十分な実績を積み上げてきた氏の伸びしろを語るのは失礼かもしれないが、私にとって、その「伸びしろ」は咀嚼の最高の材料である。
小山田さんのエッセイ集や講演のマネジメントなどは自分がいままでビジネスで培ってきた能力で十分にカバーしていけるが、氏の政治評論家としての伸びしろを追いかけ、咀嚼していくのはそれだけでは無理だと思う。
ゆえに、麻薬的な魅力を感じているのかもしれない。
「迷走列島改造論」という出版企画で政治評論家小山田春樹さんの伸びしろの先にあるものをとらえる。そして、とらえたものを咀嚼して政治家田中幸太郎に託す。
その想いだけで私自身のキャパを広げてみたいと思う。
「迷走列島改造論」は、政治評論家小山田春樹と出版プロデューサー武田亨の感性の戦いでもある。
2008年6月23日 出版プロデューサー 武田亨