旧UWFが崩壊し、新日本プロレスと業務提携して新生UWFを旗揚げするまでのプロセスが好きだった。



当時の社長は神真慈さんだったが、彼とはじめてあったのは渋谷の喫茶マイアミ。前田日明さんとドン・ナカヤ・ニールセンが異種格闘技を行う少し前で、カールゴッチさんの記者会見の通訳探しを頼まれた。



オレは喋りがダメだったので、映画の買い付けをしている翻訳家に依頼したのだが、それ以降UWFのフロントや選手との付き合いがはじまった。



タニマチを紹介したり、ゲームメーカーのカプコンの経営陣を紹介したり、神さんとはお互い二十代後半ということもあって気が合い、新生UWFの崩壊直前まで深い付き合いをしていた。



船木さんが新日本プロレスから合流する少し前ぐらいまでだったかな…社長の神さんと専務の鈴木さんは、新生UWF=プロフェッショナル レスリング UWFの発展を夢見て真摯に選手側に立った経営を目指していた。彼らが選手の将来を語るときの目は輝いていて、本当にすてきだったよ。



最終的には、プロレス界の十八番とも言うべき、フロントと選手の対立⇒崩壊というパターンになってしまったが、旧UWFの崩壊から新生UWF旗揚げまでの彼らの経営努力&営業努力はいまでもしっかり目に焼きついている。



「U」の精神は選手だけではなく、経営陣にもまちがいなく宿っていた。



あの頃を思い出し、オレもプロフェッショナルに徹底的にこだわっていきたいと思う。