ファミコン末期に天下のクソゲーと称されたRPGゲームの脚本を手がけたことがある。原案は巨匠と言われていた漫画家、絵はかわいい女の子を描くことにかけては天才と言われた漫画家、脚本はオレ。


ゲームソフトは任天堂とOEM契約を交わしてメーカーを設立して発売したが、下請会社が押井守のサンサラナーガのルーチンを安易に使いまわししたせいで、バグが連発して見事に玉砕。


…が、脚本あるいは原作の厳しさ&楽しさを身をもって体験したのは大きな財産となっている。


いまのオレの感性をささえているバックグラウンドは、すべてその頃に培ったものだ。


その後は、ジャーナリストに転向してビジネス書や法律関係の書籍を著作したり、会社役員&業界団体役員の立場で新聞業界、出版業界、レコード業界に深くかかわってきたが、いつも頭のかたすみで原作を1本やるかどうか悩みつづけていた。


最近、出版業界に専念しようと腹を括ったことから、プライベートで原作をどうしてもやってみたくなってきた。ま、やらないで悔いを残すようなことはしたくないという気持ちも多少あったが、どうしても組んでみたい人がいる…、こちらの気持ちほうがつよい。


雑誌の発行人&編集人は従来どおり本名でいくが、原作はペンネームで書くと決めた。本業である出版事業では才能ある人たちの個性を活かすことをテーマにし、プライベートでは天上天下唯我独尊って感じで楽しみながら作品を手がけていくことをテーマにする。


3月1日に一度ふられているが、相手が死んだらあきらめる。それ以外あきらめる気は毛頭ない。