久しぶりに鹿児島へ旅行に行った。約10年くらいに前に、BMW320dで行って以来だ。今回は飛行機で家族3人で行った。天文館は相変わらずの雰囲気であまり変わった気はしなかった。今回も指宿に行って3人で砂風呂に入った。以前来たときは妻と2人で入ったのだが、今回は真ん中に息子を挟んで川の字で砂風呂に入った。日除けの簾の隙間から見える青い空と白い雲を眺めながら、随分と時間が経ったような気がした。隣で砂の中をモゾモゾ動いている息子を見ながら、改めて自分の人生にこの子が居てくれて良かったと思った。
砂風呂の後は、知林ヶ島に行った。1日に数時間だけ島への道が現れるトンボロ現象で有名な場所だ。砂地が柔らかいせいか、数kmの島までの道を歩くのに結構時間がかかった。でもまあ貝殻を集めながら歩いたので、楽しく歩けたと思う。
今度鹿児島に来るのはいつになるのか。息子がもっと大きくなった時に、もう一度知林ヶ島に来てみたい。その時に、お前がまだ小さい頃にここを歩いたんだよ、覚えてるかな?と聞いてみたい。その時、どんな景色が彼の眼に映っていたのかを聞いてみたい。
