とにかく笑えれば 最後に笑えれば
情けない帰り道 ハハハと笑えれば
子供の頃から同じ 同じ夢ばかりを見て
だけど今になって 大人になって 立ち止まったりして
すべてがうまく行くはず そう信じているのに
なぜかあせって グラついて ジタバタするけど
とにかく笑えれば それでも笑えれば
今日一日の終わりに ハハハと笑えれば
おまえを好きになって 何もかもが変わったよ
他愛のない笑顔で オレを勇気づける
ぶつかってばかりじゃダメで ひいてばかりでもダメで
悲しけりゃ 泣けばいい また笑えるように
あきらめない 逃げたくない
自分を見失いたくない
汗をかき 恥をかき
転がりつづける
無理しても 無茶しても
変えられない思いがある
そばにいて このオレを
見守ってくれるかい
誰もが みないつも 満たされない思いを
胸の奥に抱いたまま 歩き続けてゆく
とにかく笑えれば 最後に笑えれば
答えのない毎日に ハハハと笑えれば
とにかく笑えれば とにかく笑えれば
とにかく笑えれば とにかく笑えれば
ハハハと笑えれば…
母へ
お誕生日おめでとう。たしか81歳だよね。僕ももうすぐ51歳です。僕が今の息子の頃、お母さんの誕生日の意味とかやっと解ってきた頃で、人のことを祝ったり、喜んだり羨んだりするような意識が芽生えてきた頃だったかと記憶しています。今でも記憶に残ってるのだけど、2人で市が主催するウォークラリーに参加したりして、お母さんと一緒に出掛けたりすることが楽しいと思ってた時でした。その後は、思春期になって、生意気な口をきいたりするようになってしまったけど。
僕はいつも息子の姿を見ている時、彼の姿を通して、自分の子どもの頃を思い返しているような気がします。大人になってすっかり忘れてしまっていた古い記憶が鮮明に蘇ってきて、その時の空気感や感覚をリアルに感じることがあります。その時、いつもお母さんが傍にいてくれて、僕のことを肯定するわけでもなく、否定するわけでもなく、ただただ自分の子どもとして見守ってくれていた感覚を思い出します。僕は、そんな自然体のお母さんのスタイルがとても好きでした。
近いうちにまた会いに行きます。たとえあなたの記憶の中に僕が存在していなくても、僕の記憶の中にはあなたと過ごした楽しい子供時代が確りと存在しています。それがある限り、僕はまだ諦めずに前進しようと思っています。