小田原城_20210612 | willfreemanのブログ

willfreemanのブログ

no man is an island


今日は小田原城へ行った。以前に僕らが行ったのは建て直し前の小田原城だったようで、久しぶりに城内を登ってい見ると随分と綺麗になって変わっていた。階段も広く作られていて、息子には登りやすかったと思う。ただ、以前の小田原城のほうが、ぎっしりと展示物が詰まっていて、一つひとつ見て回ると半日はかかるほど内容が濃かったのだが、良くも悪くもさっぱりとした城に変わってしまっていた。


外には、あじさいが植えられていて、見事な景色を作っていた。多分、城観光もマーケティングをしっかりやるとこなんなカタチになるのかと思うと、お洒落になること自体は反対ではないが、何となく現代風な味付けが味気無さも感じてしまった。


久しぶりにサイモン・シネック氏のゴールデンサークル理論を思い出した。ユーザーは事細かなスペックや差別化要素に惹かれるのではなく、その商品やサービスが見せてくれる世界に心を惹かれるのであり、それは商品やサービスが存在する理由や目的、意義を明確に持つということなるというものだ。僕は今勤めている企業のマーケティングを習得しようと色々画策しているが、そもそも今僕らがやろうとしている事業を通じて、ユーザーにどんな世界観を訴えていけるのかということを考えないと、すぐに目先のわかりやすいテクニックに流れそうな気がする。そういう意味では、みんなの銀行や楽天銀行のほうが、彼らは独自の世界観を持って銀行業に取り組もうとする姿勢を感じる。僕らは、SNSとかコミュニケーションプラットフォームとかは分かったけど、だからそれで何がしたいの?という問いに答えられてない気がした。