息子が先月から運動教室に通い始めた。学習教室も同時に通い始め、1週間のスケジュールが僕よりも詰まっている。のんびり自由に遊ばせておくのもやり方かもしれないが、今年度は幼稚園最終年度であり、小学校準備期間として位置づけ、特別カリキュラムを作ってチャレンジすることにした。酸素がとれて以来、急激な負荷は禁物なため慎重に育児をしてきたが、いよいよINPUTを大量に送り込むタイミングにきていると考えている。AIで例えるなら、最終的な目的変数はまだ何かは分からないし、この年齢で決めるものではない。だからこそ、色んな説明変数を投入し、彼自身の中でどういう反応を起こすのかを見極める必要がある。これまでもこどもの成長のスピードはとても速いと感じていたが、最近は1週間変わるだけで成長の違いを相当感じることがある。
今日は運動教室のメンバーと対戦ゲームをして一度も勝てなかったらしく、妻が迎えに行ったら涙を出して悔しがったそうだ。妻の顔を見るまでは必死で泣くのを我慢していたようで、顔を見た途端に泣いたそうだ。それを聞いて僕はとても嬉しかった。これまではゲームの勝敗自体が理解していなかったのか、負けることに何も感じてなかった様子だったのだが、やっと勝ち負けに拘るようになったらしい。息子の体力を使って、月謝も払って、本当に教育って大変だなと思っていたが、多分、今日のような体験の中で意味を感じるのかもしれない。ケガとか病気とかしないで、元気に楽しみながら成長していってほしいと思った。