
例年、横浜では2回大きな花火大会が開催されるが、今年は震災の影響で1回開催になってしまった。花火の打ち上げ場所が臨港パークの前で行われるほうだと、ちょうどマンションから観ることができる。今年の花火大会は臨港パークからの打ち上げだったので、相方と夕食をしながら花火を観ることにした。
今年の花火は日本人にとっては例年とは異なる感情で観てしまうだろう。鮮やかな花火のカラーが光っては消える繰り返しを観ていると、諸行無常な人生と重ねてしまう人も多いだろう。それでも一瞬の輝きを観ていると、そこに何かしらの価値があるように思ってしまう。老若男女、花火大会になると皆嬉しそうに浴衣を着て、蒸し暑い中を夢中に空を見上げている。そう考えると花火大会ほど、万人に向けたイベントなものは他にないかもしれない。今年は自粛ムードで花火大会の開催が少なくなっているが、皆の希望を象徴するものだとするならば、これは電気代をかけても実施すべきイベントではないのかと思ってしまう。