
今日は東北復興支援という名目で会津へ日帰りドライブへ行った。画像は、喜多方市の東側に位置する雄国沼という標高1,000mくらいのところにある湿原地帯だ。朝の1時くらいに家を出発し、シャトルバス発着場の萩平駐車場に到着したのは7時過ぎだった。

観光目的は、湿原地帯に作られた木道を散歩するのと、湿原一面に広がるニッコウキスゲを見ることだった。が、ご覧の通り花はピークを過ぎていてほとんど咲いておらず、青い空と鮮やかなグリーンの中の散策となってしまった。

時折発見されるニッコウキスゲ。どんな世界にも後咲きタイプは存在するものだ。

1時間程、湿原を散策した後、金沢峠で迎えのバスに乗った。会津バスという会社だったが、バスはかなり年期の入ったものだった。

標高1,000mあるせいか、山の下から吹き上がってくる風がとても涼やかで気持ち良かった。バスが出発するまでエンジンを切って窓を開けた状態で車内で休憩していたのだが、冷たい風が流れて、エアコンなんて全く必要ではなかった。

シャトルバス発着場から車で30分くらい移動し、喜多方市内へ入った。今回は、まこと食堂という喜多方ラーメンの有名店に行った。お店に着いたのは11時くらいだったが、既にお客が列を作っていた。相変わらず繁盛しているお店だ。

こちらが中華そば600円。やっぱり美味かった。スープの後味に独特の甘みがあって、ちょっと他の喜多方ラーメン店では味わえないうまさだ。こんなお店が地元に欲しいものだ。

夜通し車を走らせて会津に来たので、ラーメンを食べた後はかなり眠くてきつかったが、せっかくここまで来たので以前から行ってみたかった大内宿へ行くことにした。

南北に500mくらいの通り沿いに茶店や蕎麦屋や土産屋が並んでいて、そこをブラブラ歩いて見てまわる。ただ、今日はかなり暑くて気温が38度もあり、日陰にいないと本当に頭がクラクラしてくる。

途中で我慢できず、茶店に入りカキ氷を注文した。天然氷を使用した本格的なもので、フワフワの食感でとても美味い。コンビニのカップに入ったカキ氷とは全然違う。

朝からずっと汗をかきっぱなしだったので、近くの弥五島温泉「郷の湯」へ立ち寄り湯に行った。300円という格安温泉だけあって、設備は極限まで抑えてある。シャンプー・リンス・石鹸なし、休憩所はエアコンなしで、せっかく風呂に入ってもすぐに汗でベトベトになってしまった。まあ、それでもこの値段だったら仕方がないかも。

日帰りのドライブだったが、夏休みに旅行したような気分になれる一日だった。多分、青い空とモクモクの入道雲と鮮やかな山々の緑と、それらを照りつける夏の強い太陽の日差しの下で、昔ながらの涼をとるシーンをたくさん見たからだと思う。
大内宿の通りを歩いている時に、遠くで雷の音がして夕立ちの予感がした。日がそろそろ低い位置になってきて、西側の山肌が黒くなってきている。通りの突き当りには小高い山があって、そこに小さい神社が作られている。その後ろの山のほうからヒグラシの鳴き声が時々聴こえる。もしかしたら、ザァーっと夕立ちになるかもしれない。傘を持ってないから、茅葺屋根の下で雨宿りすることになるだろう。でも、何となくそれはそれで良いような気がしてきた。雨が上がった後の、この辺りの匂いも独特な感じがして多分夏らしくて良い気がする。
大内宿は観光地としては特別に凄いわけではないが、夏休みに暫くここで何もしないでぼーっとしたくなるような場所だと思った。