
雪祭りの終わった直後に札幌に来た。今回は、当局訪問と発寒にあるクライアント企業でのセミナーを予定していた。写真は、初日夜の大通り公園からテレビ塔を撮ったもので、この後、仕事で付き合いのあるグループ企業の人とすすきのへ飲みに行った。いつも見るテレビ塔だが、夜は格別に綺麗だ。画像では黄色のイルミネーションだが、時間が経つとブルーになったりして、色が次々に変化していく。いつも札幌に来たなぁと実感する光景だ。

翌日の夜は定山渓温泉に立寄り、「花もみじ」という旅館に宿泊した。今年の冬は全国的に暖冬と言われているが、この日も気温が高く通常なら雪が降るところが、雨が降っていた。それでも札幌の藻岩山の裏手に位置する定山渓は山間のため、雪が札幌市内よりは積もっていた。この温泉は、1866年に美泉定山が温泉宿を開いたことからスタートしたと言われている。湯の当たりは、とてもやわらかく上質な感じで、風呂もいくつもあったため、夜・朝とで合計5回も入浴をしてしまった。お陰で、何となく逆に疲れてしまった。

定山渓で一泊した翌日の午前中に送迎バスで札幌まで戻り、千歳線でサッポロビール庭園に行った。ホテルを出発してから、雨が降ったり止んだりしていたが、サッポロビール庭園に着く頃には、すっかり止んで晴れ間が見えてきた。園内のレストランで貸しスキーを借りて、早速、歩くスキーで園内散歩に出掛けた。

ビール工場の敷地だけあって、園内はかなり広大に作られていた。太陽があたると、周囲の雪が一斉に光を反射し始めて、綺麗な雪景色が一面に広がる。地元の人には有難くもない雪だとは思うが、雪をほとんど知らない僕みたいな人間には、それだけで感動的になってしまう。

1.5時間くらい歩くスキーをした後、園内レストラン「ヴァルハラ」でジンギスカンの食べ放題を注文した。久し振りに、もう暫らく羊は食べなくていいと思うくらいのボリュームを食べた。ジンギスカンはとても美味しかったが、ドリンクで注文した工場出来立てのサッポロ生ビールも最高に美味かった!このビールを飲んでいて、アサヒやキリンのビールとは異なる、サッポロが目指すビールへの想いようなもの感じた。ビール業界では、サッポロはサントリーにも抜かれて4位になってしまっている。
アサヒやキリンは営業力が強く、ビールの味にもそれが表れていると思う。大袈裟に言うと、「こんな美味いビールを作ってるんだからお前らちゃんと飲めよ」と言われているような気分になる味だと思う。それに対して、サッポロビールの控えめだけでしっかりとした飲み応えは、ビール造りへの真摯な態度が伝わってくる。外資系ファンドからの買収防衛やシェア後退等、所謂、資本主義の観点からは、会社の価値を上手く高めることができない企業と評価されるかもしれないが、もしかすると、モノづくりを極める志向と、そういった資本主義至上主義は相反するものではないかという気がしてきた。個人的には、サッポロビールが最終的にはアサヒやキリンにも打ち勝つ結果になってくれること期待しているような気がする。
メーカーであろうと金融であろうと、商売っていうのは色々と上手くいかないことが多いものですな。。