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(メンテナンス長かったーねぇー)

全学生に5万円負担させタブレット導入した佐賀県、故障だらけで全く活用できず佐賀県立高パソコン授業の惨状(上) ― トラブル続出で授業は停滞  夏以降は、ソフト関連ではなく、パソコン本体に多数のトラブルが起きたことを示している。 使い込むうちに、機材(タブレット型パソコン「ARROWS Tab Q584/H」)の脆弱性が高まったと見られ、平成27年度は別の機種に変更されるという。 これでは何のために億単位の県費をかけ実証研究を行っていたのかわからない。無責任極まりない話である。 (略)  こうした状況をどう考えているか――佐賀県内の教育関係者に話を聞いてみた。  ――「授業開始と同時にパソコンを立ち上げるよう指示したとしても、 すぐに生徒全員のパソコンが揃うわけではない。動きが重かったり、故障であったり、電池が切れていたりとトラブルはつきもの。 パソコン自体を忘れてくる生徒もいる。結局、実質的に授業を始めるのは10分か、 最悪な時は15分以上も後になる。そうなると邪魔なだけ。パソコンを使うたびに授業が遅れるのだから、そのうち『止めておこう』となる。 まじめにパソコンを使い続けないと申し訳ないというので、支障のない範囲でパソコンを使っているというのが実情。 ほとんど似たり寄ったりの状況ではないか」(県立校教員)  ――「(パソコンは)眠らせておきたい。できれば使いたくない。実際、パソコンを敬遠する先生の方が多いのではないか。 インストールはできない、故障はする。なんでこの機種を選んだのか、聞いてみたい。 実証研究したうえでウィンドウズを選んだらしいが、私は間違ってると思う。使い勝手が悪すぎる。 教員の習熟度にも問題があって、 積極的にパソコンを利用しようという先生と、そうでない先生との差があり過ぎる。一番の問題は、パソコンを利用したことで、 成績が上がったかどうかの判定ができないこと。学校によって使う場面、回数がバラバラでは話にならない。 必要だったのは教員にパソコン授業に対する理解を求め、習熟する時間を与えることだった。小手先だけの研修ではダメ。宝の持ち腐れになってしまう。 現状がまさにそれだ。この事業は、立ち止まって検証する必要がある」(県教委関係