ユニクロ柳井氏「善い会社」ランキング2位に満足げ 「ブラック企業と呼ぶ人は間違っている」 | キャリコネニュースユニクロを運営するファーストリテイリング社の柳井正社長が、「日経ビジネス」(2月9日号)のインタビュー記事で、「ブラック企業」批判に対して反論を展開している。同誌では、「営業利益率」「従業員増減」「法人税額」「株価変動率」の4つの指標を基にした「善い会社」ランキングを発表。ソフトバング(1位)、キーエンス(3位)、ヤフー(5位)といった企業と並んで、ファーストリテイリング社は2位に入った。柳井氏は企画冒頭のインタビュー記事で、この結果について「率直にうれしい」と感激。ネットや報道で「ブラック企業」と言われているが、「今回のランキングでは上位につけた。私は当社をブラック企業と呼ぶ人たちの方が間違っていると思う」と話す。中国の劣悪工場は「全世界100社の取引先の一部」ユニクロを巡っては先月1月に、中国工場の劣悪な労働環境がNGOによって指摘される騒動があった。これについては、NGOの指摘を受けて「びっくりした」とコメント。劣悪な労働環境を見抜けなかったことは「非常に残念だ」とするが、これを取り上げて「やっぱりブラック企業だ」とすることに対しては反論する。「当社には全世界に100社ほどの取引先がある。その一部の事象を取り上げて、全体に問題があるかのようの批判するのはおかしい」さらに、3年以内に5割が辞めるという離職率の高さについては「グローバルな成長を急ぐあまり、教育が不十分なまま、店長を現場に出したことが原因だった」と釈明する。しかし、これについてもやはり「一部の事象」を全体の問題に置き換えられたと語る。
#社
#社
