ご存じのようにアップルのLightningケーブルの純正品や認証済品は結構お高いので、これはうれしいですね。記事によればiPhone 6でも使えたそうです。 ダイソーの商品は充電専用(通信には使えない)で、本物のLightningケーブルとは違って刺す方向が決まっているそうです(コネクタの片面にUPSIDEという文字が書いてあって正しい方向がわかるようになっています)。Lightningケーブルの特徴であるどっち向きで刺しても使えるという特徴をカットしているわけですが、これは、コストカットに加えて、特許権の回避という要素もあるんじゃないかと思います。 アップルはLightningケーブルのコネクタの構造を特許化しています。特許を押さえているのでアップルのライセンスがなければ(少なくとも米国では)Lightningケーブル互換品の製造・販売はできず、これがサードパーティ製品の価格を押し上げる要因のひとつになっていると思われます。 しかし、いずれの特許もどちらの向きで刺しても使える(少なくともプラグの両面に接点を備える)ことが構成要件になっているので、一方向でしか使えない構造であればこれらの特許権を侵害することはないと思われます。なかなか知恵を絞っているなと思います。
#Lightningケーブル #コネクタ
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