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1人で育児に悩むママが号泣した『素敵なメッセージ』が教えてくれる大切なこと ご主人は多忙、両親は遠方に住んでいる投稿者さん。 誰にも頼れずたった1人で、子育てが本当に辛かった。お母さんは今日もあなたが大好き・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・小さいお子さんのいらっしゃる方々の話題を拝見して 思い出したことがありました。自転車の後ろにつけていた子供用座席のことです。うちの息子は中学生になりましたが、あの子が小さい頃は今のようにいろんな種類のおしゃれな子供用座席ってあまりありませんでした。金属製のカゴのような、簡単なものです。息子が小学生になった時、もう、乗せることはないからと、その座席をはずしたんです。長く使っていたのでいたるところが錆び付き、ドライバーを使ってもなかなかはずれない。必死になってはずしながら一息ついたとき、急に涙が溢れてきました。私は車の運転が出来ないので、息子とどこかに行く時にはいつでもこの自転車と一緒でした。具合が悪くて小児科に行く時、寒くないようにバスタオルで息子をくるんでここに乗せたな、幼稚園バスに乗ると気持ちが悪くなるからと、毎日二人で歌を歌いながら幼稚園に向かったな、春は桜を見上げながら、夏は汗びっしょりになって、冬はだるまさんのようにモコモコにさせて、いつも二人、この自転車と一緒だったな・・・。「ママ、あのね・・・」「ママ、おなかすいた」背中から、いつも息子の声がしました。毎日何気なく、当たり前のようにしていたことがもうできないんだ、と思ったら 涙が止まらなくなりました。早く大きくなればいいのに、何でも一人でできるようになればいいのに、早く自分の時間がほしい、早く・・・。ずっとそう思っていたはずなのに、本当に寂しかった。 今はどんなに望んでも、あの頃に戻ることは出来ません。錆び付いたカゴがとても愛しいものに見えました。長い間、ありがとう。これからもママがんばるよ。そう言ってさよならしました。今、子育て真っ最中のお母さん、毎日大変だと思いますが、 今しかできないこと、お子さんといっぱい思い出を作ってくださいね。

#座席 #子供用